全国高等学校野球選手権大会の出場辞退会見で報道陣に経緯を説明する広陵堀校長(撮影・岩下翔太)

暴力行為をめぐって広陵(広島)の堀正和校長が10日、兵庫・西宮市内で取材対応し、第107回全国高校野球選手権大会の出場辞退を発表した。大会前に暴力事案がSNSで一気に拡散する中で、広陵は7日の旭川志峯(北北海道)との初戦では3-1で勝利し、2回戦進出を決めていた。広陵の辞退を受け、SNSでは、「出場辞退」がトレンドワードに上がった。

SNSでは、「出場辞退はいいけど… 1回戦で負けたチームやるせないよね… 後手に回った気がする…」「結局出場辞退か高野連がもっと早く対応していれば、県代表を準優勝校に変更したり、1回戦の高校を不戦勝にしたり、2校の未来も変わっていたんじゃないの?」「2回戦進んで今更出場辞退は判断が遅すぎるだろとしか…」「後手後手の結果がこれか。旭川志峯も崇徳もかわいそうや」と、広島県大会決勝で準優勝だった崇徳、甲子園1回戦で広陵に敗れた旭川志峯(北北海道)への同情の声や、後手に回った形となった高野連や学校側の対応への批判の声が上がった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 広陵の「出場辞退」がトレンドワード 甲子園2回戦前に辞退 高野連、学校の対応に批判の声