能見篤史氏(2025年6月6日撮影)

元阪神タイガースの関本賢太郎氏(46)と能見篤史氏(46)が9日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜午後1時54分=関西ローカル)に出演。阪神前監督で阪神球団オーナー付顧問の岡田彰布氏(67)とのやりとりについて語った。

この日は、ダウンタウン浜田雅功(62)と2人が、兵庫・西宮市の阪神甲子園球場周辺で阪神ファンの聖地をめぐってロケを行った。

球場すぐ近くの甲子園素戔嗚(すさのお)神社を訪れると、関本氏が「あれ、岡田さんが字を書いたんですよ」と、境内にある、岡田氏が揮毫(きごう)した「野球塚」を案内した。

浜田が「岡田さんってどんな人やったんですか?」と聞くと、能見氏は「僕、結構(岡田監督の下で)やらせてもらいましたけど、ほとんど会話したことないです」と明かした。

「岡田さん自体が、たぶん選手とあまり会話をしないっていう、もともと線を引く監督さん。(伝達は)コーチを介してなので、練習中もほとんど会話がないですし。怒られたこともないし。でも新聞を通じていろいろコメントを残されるので…」と語った。

一方、関本氏は岡田氏が2軍の打撃コーチや2軍監督を務めていた際に指導を受けており、「同じぐらいの時期に入って、2軍から育った選手は、2軍の時にすごいコミュニケーションがあって、いろんな教育を受けてきたんで。その時にさんざん教え込まれているんで。1軍監督にいってからは線を引きましたけど…。だから1軍監督になってから入ってきている選手と、1軍監督になる前に入っている選手では印象が違うんやと思うんですよ」と語った。

1軍に上がってからはあまり会話をすることはなくなったが、「(会話が)なくても、大丈夫なぐらい教え込まれていたので。野球はこうやって進めていけっていうことを教わっていたんで」とも述べた。

浜田が「(岡田氏が)よく単語みたいなんでずっとしゃべってはるけど、あれ何言ってるか、分かる?」と問うと、関本氏は「僕は分かります。なんとか」と答え、能見氏は「僕は分かりません」とキッパリ。

関本氏は「一番困るのは、ピッチングコーチとか、バッティングコーチが『アレ用意しとけ』って言われるのが、一番困るらしいんですよ。いっぱいおるんですよ、“アレ”が…」と笑わせていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 能見篤史氏、関本賢太郎氏から見た岡田彰布氏の“違い“と、そのワケ