映画「ハオト」公開記念舞台あいさつに登壇し、撮影時のエピソードを語る原田龍二(撮影・山本朝陽)

俳優の原田龍二(54)が9日、都内で主演の戦後80周年映画「ハオト」(丈監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

同作の舞台は太平洋戦争末期の精神病棟で、原田は戦争や軍を批判して病棟に収容された元エリート海軍兵を演じた。見どころの1つ、特攻隊として出撃する弟を見送る場面について「自慢じゃないが僕は泣くお芝居はできない。自然と涙があふれた」と話した。「当時、日本の至る所にあんな今生の別れがあったんだと悲しい気持ちに」と当時に思いをはせての撮影だったと振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 原田龍二「自慢じゃないが僕は泣くお芝居はできない。自然と涙が…」特攻隊として弟を見送る場面で