福原遥、水上恒司W主演で興収45億大ヒット「あの花」続編の映画化決定、4600人ファン歓喜
福原遥(26)と水上恒司(26)がダブル主演した23年の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(成田洋一監督)の続編の映画化決定が発表された。8日に東京国際フォーラムで行われた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショーの席上で明らかにされた。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は、16年の出版後、TikTok(ティックトック)で話題を呼び、シリーズ累計発行部数150万部と大ヒットした作家・汐見夏衛氏の同名小説の映画化作品。福原は現代から戦時中の1945年(昭20)の日本にタイムスリップする女子高生・加納百合を、水上は百合が出会い、恋をする特攻隊員・佐久間彰を演じた。
23年12月に公開されると、福原と水上が演じ上げた時空を超えた切ないラブストーリーと、福山雅治(56)の書き下ろし主題歌「想望」に涙する観客が急増。絶賛の口コミが相次ぎ「追い花」という言葉まで生まれるほどリピーターが続出し、興行収入45億円を突破と大ヒットした。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショーも、公開から1年半後の開催となったが、主演の福原、特攻隊員・石丸役の伊藤健太郎(28)と加藤役の小野塚勇人(32)と汐見氏が再集結する、一夜限りのスペシャルイベントということで、開催発表初日から応募が殺到、当日は当選した4600人の「あの花」ファンが大集結した。
23年12月19日に都内で行われた大ヒット御礼舞台あいさつの席上で「想望」に涙歌詞にインスパイアされた汐見氏が歌詞に沿う形で書き下ろし短編「君とまた出会うために」がデジタル小説化され、同作を読むことができるカードが全国の映画館で配布されたことはあった。同作は、水上が演じた彰の、その先を執筆した物語だった。今回は、続編の映画化決定の発表のみがなされたが、内容含め、今後の行方に注目だ。
◆「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」親や学校、全てにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)はある日、母親とケンカをして家出するが、目が覚めると、そこは1945年、戦時中の日本だった。偶然、通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、その誠実さや優しさにどんどんひかれていくが、彰は特攻隊員で程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。