笑福亭鶴瓶が喜びを語った


 俳優・笑福亭鶴瓶(67)が24日、名古屋市内で主演映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』(監督:平山秀幸/配給:東映)の凱旋報告を行った。


 累計90万部を超える作家・帚木蓬生氏によるヒューマンドラマのベストセラー小説が原作。母親や妻を殺めて死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し精神科病棟にいる秀丸(鶴瓶)と、秀丸と心を通わせる幻聴が聴こえることから入院している元サラリーマンの患者・チュウさん(綾野剛)の物語。そこに、不登校が原因で通院してくる女子高生・由紀(小松菜奈)も加わり、温かい交流がされていく矢先、秀丸が殺人事件を起こしてしまう。彼はなぜそんな行動に出てしまったのか……。


 本作は22日、中国のアカデミー賞といわれる『第28回金鶏百花奨(Golden Rooster &Hundred Flowers Film Festival)』にて、外国映画部門で最優秀男優賞と最優秀作品賞の2タイトルを受賞。その授賞式に参加できなかった鶴瓶だが、24日の自身の落語会壇上で賞状とトロフィーを観客に披露し、喜びの報告をファンを開催。


 ワゴンに載せられた賞状をバックに、トロフィーを掲げた鶴瓶の写真撮影会が突如スタート。鶴瓶は「みんな、写真撮って拡散して。とにかくみんなに広めてほしい」と、呼びかけ全方位にポーズを取ってサービスし、観客も大喜び。また、落語会終了後も、賞状とトロフィーがロビーに展示され、ファンは写真を撮ろうと殺到することとなった。


 さらに、最優秀男優賞を受賞した鶴瓶は「本当にみんなが望んでいた作品だったものですから、僕がみなさんの代わりに受賞したということで非常に光栄に思います。とくに文化の違う中国で選んでいただいたのはありがたいです」と、万感の思いを語っていた。


 映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は公開中!




 


 


 

情報提供元: News Lounge