紀行トーク番組『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系、金曜・午後11時~)の番組内限定で流れるJTのCM曲『ひといきつきながら』。
アイドルグループ『NMB48』の“さや姉”山本彩(23)が歌う同曲の歌の世界観を映像化した『ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画ver.』を2月17日(金)よりJT公式サイトCMギャラリーおよびYouTube公式チャンネルで公開された。
同番組内で流れる限定CMはJTの想いである
「ひとの
ときを、想う。」をテーマに映像化してきたシリーズ。
最新作は、田舎の小学校を舞台に、上京した美香と、地元で小学校の先生を務める亜希の2人の絆を瑞々しく描いている。バックで流れる山本が歌う『ひといきつきながら』は「あなたの人生が世界一の物語でありますように。」というJTの想いを込めて作られた曲。
今回のWeb限定動画『ひといきつきながら それぞれの道篇 短編映画ver.』は、約8分という長さで、短編映画のような仕立てになっている。主人公2人の物語や人間関係をCM以上に丁ねいに描いている。また、山本が歌う『ひといきつきながら』もCMにはないロングバージョンで、感動のラストを盛り上げている。
山下敦弘監督は、「別れのシーン」を注目シーンに挙げた。日中に再会した2人だったが、すっかり日が暮れ、別れるときに。東京に向かって歩き出す美香だったが、後ろを振り返り、見送っている亜紀を無言で見つめる。
「セリフで直接的に表現するのではなく、さまざまな葛藤を抱えながらも東京での日常に戻っていく美香と、それを見守る亜紀という2人の様子。あのような瞬間を表現するためにドラマがあると思っています」と、想いを語る。
また、ラストシーンのバス停に立つ美香と、職員室で仕事をする亜紀。歌詞にもあるように、「こころの中はひとりじゃない」ということを確かめながら、それぞれの明日に向かっていくというシーンにも注目だ。
そして、CMにも出てくる教室の時計の裏から写真と手紙を取り出すシーンは、山下監督の実体験に基づいているという。
「実際に中学生の時に同じ体験をしたことから着想しています。当時は男友達同士で写真を撮って遊んでいて、撮影した写真を時計の裏に隠しました。30歳くらいになったとき、友達と学校に行ってその写真を見つけたのを覚えています。学校の時計は親子時計(親時計からの信号により子時計を制御するシステム)になっているので電池交換が必要なく、取り外されることが滅多にありません。手紙を隠すのには最適な場所なのかもしれないですね。この動画を見て、同じような経験がある人は思い出して欲しいですね」と、コメントを寄せた。