劇場アニメ「ポッピンQ」の開運イベントが開催!


 劇場アニメーション『ポッピンQ』(監督:宮原直樹/配給:東映)開運祈願イベントが14日、東京・新宿バルト9で開かれ小湊伊純役の瀬戸麻沙美、大道あさひ役の小澤亜李、都久井沙紀役の黒沢ともよ、同位体と呼ばれる異世界のポッピン族キャラクターのルチア役の石原夏織とダレン役の本渡楓、宮原監督が登壇した。


 中学生から高校生になる思春期で、それぞれに悩みを抱え住む場所も、向かう方向も違っていた少女たちが、ひょんなことから飛ばされた異世界で出会い絆を深めながら成長していく物語。東映アニメーションが創立60年の節目に贈る作品にして、宮原監督はアニメ『プリキュア』シリーズでダンス映像を多く手がけてきただけに、東映が築き上げてきたアニメーション技術の粋が詰め込まれている。


 司会から登壇者のあいさつに合わせて「ポッピン!」のコール&レスポンスが求められたが、瀬戸を始めキャストたちはあえて普通に「こんにちは!」と、あいさつしたあとに「ポッピン!」と言うものがいたり、いなかったり、瀬戸は自己紹介で「私、役名を言ってない」と苦笑いして言い直したりと、新年から笑いがあふれる和気あいあいな空気感でイベントがスタート。


 そんな中、黒沢は「人間と同位体それぞれ5人が登壇していて、朝から美味しいご飯を食べさせていただいて、私のおなかはポコンで~す(笑)」とこの場にはいないが、田上真里奈演じるポコンのことを引き合いに和ませることも。


 公開から3週間で上映前舞台あいさつだが本日初めて作品に触れる人もいるということで、ネタバレなしで見どころを話すことになり、本渡は「公式You Tubeでもダンスシーンが見応えがあるなって。人間のキャラクターそれぞれ1人1人にダンサーがついていて、ダンスのやり方をやってくださっているんです。伊純たち1人1人の違いとかはたぶん1回観ただけでは分からないと思いますので、楽しめるポイントだと思います」と、ダンスシーンの裏話を。


 石原は個人的なシーンとしつつも「麻沙美さんが演じている伊純の『あーーー!!』って叫ぶシーンで、何度も観ているのにグッと来るんです」と演技の部分をオススメしたり、黒沢は「キービジュアルにも出ている時の谷の町が好きでVRでやってくれないかなって。おいしいクリームシチューが食べられそう」と、背景美術の美しさ。小澤は、「音楽がかかり出すシーンです。監督も音楽をかけるタイミングをすごく悩んだとおっしゃってました。音楽で迫力も増しているので本編と一緒に楽しんでほしいと思います」とのことで宮原監督も「曲格好いいんですよ!」と、うなずいた。


 一方の瀬戸は「洞窟(笑)。青春、冒険とキャッチコピーがついている作品ですけど、自分も過去にこんな経験したことがある!ドキっというのがあったので」と、冒険している気分になれるような描写だそうだ。


 また、この日は開運イベントというだけあり場内に簡易の祭壇が設けられていたが、近くにある花園神社の神主が訪れ神事を執り行うことに。ここばかりは観客も総立ちでピリッとした空気の中、祝詞が読み上げられる頭を下げ聴き入ったり、宮原監督の2礼2拍1礼を会場一体と行い、新年の開運を祈願していた。


 そんな本作の次のステップということで、司会から今月22日に同所にて『青春!寄り道!卒業応援上映会』の開催が告げられることに。こちらは、LEDアクリルバングルサイリウム、ペンライト使用可能、声出しOK、歌うのOK、ダンスに心が躍ってきた方は他の人に迷惑がかからない程度に体を動かして応援OKと、賑やかなものになりそうで、上映前には瀬戸、黒沢、石原とともに、田上、日岡蒼役の井澤詩織、ルピイ役の新井里美も舞台あいさつに登場するとのことで、瀬戸から応援上映が来週あるということで、「遊びに来てもらえたら」と、アピールしていた。


 劇場アニメーション『ポッピンQ』は絶賛公開中!

情報提供元: News Lounge