「冬アイス」の名もすっかり定着。ここ5年間で下期(しもき)のアイスクリーム市場は、右肩上がりに伸長している。2015年下期については、前年比111%と大幅に市場が拡大。それにともない、いまや各社が「スウィーツのようなアイス」をコンセプトに濃厚な味の新商品を続々と発売する激戦市場となっている。
そして、1994年の発売以来、カップアイスの定番として親しまれてきた「明治 エッセルスーパーカップ」シリーズも、シリーズ初となる層状構造で、アイスクリームならではのおいしさを上質なスイーツの味わいに仕立て上げた層状アイスクリームデザート「明治 エッセルスーパーカップ Sweet’s 苺ショートケーキ」を、2016年12月19日から全国で発売した。
カップのふたを開けると、苺の香りがほんのりと漂う。続いてセロハンをはがすと、さっきよりも強く苺の香りが鼻孔を見たし、食欲をくすぐる。視覚的には、一面に苺の果肉ソースが敷き詰められている。そこにスプーンを底まで入れて、ひとさじすくい取ると生クリームをイメージしたアイス、クッキー、カスタード味のアイスと4層構造になっている。カップアイスをそのままお皿に移せば、まるでカップケーキと見間違うばかり!
これをパクリと口の中に入れると、口の中いっぱいに苺の味が広がり、プチプチ感もしっかり残る果肉が舌を刺激する。なんといってもスゴイのが、クッキーをはさんだことにより、最下層のカスタード味のアイスが、口の中に入ると、(アイスだから当たり前だが)ちょっと凍ったスポンジケーキのような食感と味わいがある。
名前に“苺ショートケーキ”と、自信たっぷりに謳っているだけのことはあり、アイスでケーキを再現しているかのような味わいだ。
もちろん、冷たいまま食べてもおいしいが、「冬アイス」の定番は、ちょっと時間を置き果肉が溶けだしたころに、食べると、苺の果肉ソース部分が、プルプルするような感覚になって、違った食感が味わえること。
“苺ショートケーキ”のようなアイス「明治 エッセルスーパーカップ Sweet’s 苺ショートケーキ」、ぜひ、お試しあれ!