上島竜兵が代表して新ギャグを披露するのだが…


 お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』の肥後克広(52)、寺門ジモン(52)、上島竜兵(54)が5日、都内で『KOBE豚饅100年大使任命セレモニー』に登場した。


 今年で5回目を迎える『KOBE豚饅サミット(R)』は、『豚饅』を通して、神戸のまち、そして日本を盛り上げるイベントを「豚饅の日」となる今年11月11日に開催する。肥後は大の豚まん好き、寺門は肉好き、上島は神戸市出身と、何かと縁があることから“KOBE豚饅100年大使”として任命されることとなった。


 大使として任命されると、この日のために作られた直径20センチはあろうかという豚饅が登場し、3人でそれぞれほおばり、報道陣の方まで食欲をそそる匂いをさせつつ、寺門は「これ1個食べたら2日間食べなくてもいいくらい」と、ご満悦。しかし、上島は、何か納得いかないようで「俺のはカラシ入りにしてくれないと!」と、あくまで笑いを取りに行き、キレ芸を見せたが2人が、「これそういうイベントじゃないから」と、ツッコんで笑いを誘った。


 


 寺門によると、神戸の豚饅は「肉汁と味が1つ違う」とのことで、アピール。一方の神戸という土地柄については、上島が、「二十歳までずっといて、オシャレな街。こっちでいうと横浜みたいにオシャレな感じですが、神戸出身なんで神戸の方がいい」と真面目にアピールしたものの、寺門から「神戸でアルバイト先の金髪のネーチャンと初体験したんだろ」と、冷やかされ上島は恥ずかしそうにしながら「ここでそんなこと言ったってしょうがないだろ!」と、返してイベントを盛り上げた。


 一方の肥後は、今年がダチョウ倶楽部結成30年ということに、「たいしておもしろくもなく、野球で言えば内野ゴロをずっと打ってたのに、ここまでこれた。これは奇跡ですよ。上島と寺島がいたから…」と、寺門の名前を間違えてボケたことにツッコまれつつ、「3人いたからここまでこれたと思いますね」と、しみじみ。これに2人も同意したが、寺門は「最近仲良すぎて、おもしろくないって土田(晃之)くんに言われましたよ」と、周囲の反応も話していた。


 さらに、司会から豚饅を食べて新ネタを披露してほしいという無茶振りがされ、3人で5秒間円陣を組んで相談した後に、上島が新ギャグを披露することになり、上島はどこかで聴いたようなフレーズの鼻歌を歌いながら「ボク、豚饅マン!」と、アンパンマンを容易に連想させるパクリ芸を見せる。しかし、ウケはいまいちで、微妙な空気に逃げ出そうとするオチをつけて2人から引き止められ、「もっと練り上げる」と、豚饅の餡にかけて話をしていた。


 終了後の囲み会見では、肥後から「大使というのにいままでなったことが、ほぼない」と、意外なことを告白。上島も「神戸出身でこういうのに任命されたのは初めて」と、上機嫌。


 また、豚饅が100年、『ダチョウ倶楽部』が30年ということで、『ダチョウ倶楽部』も100年までいきたいとぶちあげたが、肥後は「100年って、あと数年したら3人のうち誰か死んでる。だから上島が亡くなっても、新しい奴が入ってきて、ジモンが亡くなっても新しい奴が入ってきて、100年続けたい」と、“入れ替え制”をほのめかし、上島は「結局リーダーが長生きするのか!」と、ツッコんで盛り上がっていた。


 今後、ダチョウ倶楽部の日毎上島は11月10日の神戸朝日ホールで開催される『第5回 KOBE豚饅サミット(R)2015』前夜祭に登場する予定となっている。




肥後克広


寺門ジモン


上島竜兵


 


 


 


 


情報提供元: News Lounge