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審査基準は「笑い」「構成力」「テンポ」「独創性」「技術力」の5項目10点の計50点満点とし、プラスα「学生らしさ」が求められます。「学生落語の大会であることを大切にしたい」と話す主催者の関東落研連合総長、魔王院大和(まおういん やまと)さんは、「予選を勝ち抜いた8名は6名の審査員の基準をクリアしただけあり、皆、技術力はもちろん、学生ならではの魅力があると思います」と見所を語りました。
写真左から)審査員長の入船亭 小辰(いりふねてい こたつ)さん、副審査員長の昔昔亭 喜太郎(せきせきてい きたろう)さん。
今年はコロナ禍ということもあり、毎夏恒例、学生参加の大きな落語大会が中止され、魔王院さんらは「熱いことができないのは嫌だ!できないなら私たちがやろう」と奮起。しっかりと感染対策を講じたうえで全国規模の新しい企画『落研グランプリ』を立ち上げました。
当初は、学生主催なのでクオリティが低いのでは?といった雰囲気や意見も落研学生内にあったそうで、副総長の富士見亭わび助(ふじみてい わびすけ)さんは、「新しい企画なので大会の意義を伝えるのに苦労しました。決勝では、学生落語ってこんなにすごいんだ!と視聴者のみなさんに感じてほしい」。また、補佐役の藍蔵人(あい くらうど)さんは、「僕らにとって夏にやる大会は「あの人のネタ凄かったよね」と伝説になるくらい大きな存在でした。その熱量や凄さを知らない世代の落研学生に学生落語の面白さを伝えたい。視聴するというより“参加する”という意識でいてもらえれば」と意気込みを語ります。
主催者として初めて大会運営に挑戦した3人。「プロの落語家さんに連絡したところ、審査員を快諾してくださったり、サポートしてくださったキンレイさんは「このご時世だから難しいこともあるけれど、皆がやりたいと思ったことの実現に向けて一緒に頑張りましょう」と言ってくださいました。リアル開催を想定していた決勝戦をオンライン開催に変更するなど、大変な事がたくさんありましたが、多くの皆さまの協力を得て開催にこぎつけました」とふりかえり、「結果論ではあるが、リモート寄席だからこそ、全国の学生落語家が参加しやすかった面もあるかもしれない」「オンライン開催という新しい学生落語の歴史を見なきゃ損!」と話してくれました。
果たして学生落語家の頂点にたつのはいったい誰なのか、熱い戦いをお見逃しなく! さらに審査の時間や幕間などには運営3人によるネタも披露。事前にTwitterで募集した「やってほしいこと」のうち、いちばん人気だったものに挑戦する予定だそうです。
写真左から)藍蔵人(あい くらうど)さん、魔王院大和(まおういん やまと)さん、富士見亭わび助(ふじみてい わびすけ)さん。
優勝者には、トロフィーと着物・羽織、キンレイの冷凍食品「お水がいらない」シリーズのうどんやラーメン商品の豪華詰め合わせ、賞状を贈呈。また、予選エントリー者全員にキンレイ「お水がいらない」シリーズ商品詰め合わせが贈呈されます。また、配信動画視聴者の中から抽選でキンレイの冷凍食品「お水がいらない」シリーズのうどんやラーメン商品が当たるキャンペーンも実施されます。
開催は2021年8月28日(土)13時~17時(予定)
詳細は「落研グランプリ」公式HP:https://www.ochikengp.com・公式Twitter https://twitter.com/ochiken_gpにて順次発表。公式YouTubeチャンネル「関東落研連合」https://www.youtube.com/channel/UChhz_AYDV4LGIcwuXMIi2GQ/featuredにてリアルタイム配信いたします。(後日アーカイブ動画公開予定)