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世界中で人気の動画投稿アプリTikTok。最近はTikTokで人気のTikTokerが芸能界デビューというのも珍しくありません。今回、注目の政治系TikToker「あたたん(@atatan.ch)」へマガジンサミットが独占取材に成功!彼女がTikTokを始めたきっかけや、TikTokにかける思いを聞いてみました。
あたたん。中央大学法学部政治学科を卒業後、IT企業を経て、現在は政治系TikTokerとして活動。趣味は辛い物を食べること。日本中を旅しながら生活するアドレスホッパー。
TikTokを始めて3カ月ほどでフォロワーが40K(4万人)を超える、今もっとも勢いのある政治系TikTokerあたたん。彼女がTikTokを始めるきっかけとなったのはどんな事柄なのでしょうか。
「政治系Youtuberやブロガーはたくさんいるんですが、政治系TikTokerって聞いたことないなと思って」
政治に関することを発信するYoutuberやブロガーなどはたくさんいるけれど、政治に関することを発信するTiktokerはほとんどいないと感じ、TikTokを使って政治に関する情報を発信しようと思いつく。最初は簡単な1分動画を投稿したことが始まり。
TikTokを始めてすぐに、フォロワーが1万人を超えた彼女、周りの反応やアンチなどにはどうように対応してるのでしょうか。
「自分がTikTokを始めたことを周りにはあまり言ってなかったんですが、普段連絡を取らない人から“TikTokやってんの?”って連絡がきたときは自分の投稿がいろんなひとに見られてる、バズってると実感しました」
普段連絡を取らない人からもTiktTokをきっかけに連絡がくるようになり、そこで初めて自分の投稿がバズっていることを実感。そこから一気に人気TikTokerの道へ。
「あとはアンチですね。政治の話題ですから、意見が分かれるのは仕方がないことなんですが、にしてもアンチコメントやDMはTikTokを始めた頃から今でもたくさん来ます」
とにかくアンチが多いと語るあたたん、投稿の内容に関することはもちろん、容姿に関するアンチコメントも多かったそう。
「最初は、アンチに対して腹も立ちましたが、それよりもそんなにも他人をムカつかせる発信をしているのかと、自分のTikTokの見直すきっかけになりましたね」
アンチをすべてを否定的にとらえずに、自分のTikTokを見直すきっかけになったとプラスに考えるのが彼女のすごいところ。アンチコメントを受けてから投稿の内容を見直し、さらにフォロワーを伸ばし、現在のあたたん(@atatann.ch)を確立。その後、ピーク時に比べるとかなりアンチコメントはかなり減ったそう。
Tiktokユーザーの多くは10代や20代前半、そんな若者にあたたんが伝えたいことは何なのでしょう。
「今の若者のほとんどは政治に参加していない、そもそも政治に興味がないんですね。政治に興味のない若者にもちゃんと政治の面白さを知ってもらって、政治に参加してもらいたいと思ってます」
政治に興味がない若者に、自分の投稿がきっかけで少しでも政治に興味をもってもらいたいと語るあたたん。彼女は一人でも多くの若者が政治に参加することを願っている。
最後に政治系TikTokerが語る今一番気になるニュースをご紹介。
「オリンピックの開催を左右したIOCの話題や、日本医師会、コロナ禍でなければ注目されなかったであろう話題がたくさんありますよね。そういった話に注目していきたいです」
あたたん曰く、コロナ禍でなければ世に出てこなかった話題、良い話題も悪い話題も含め、今後さらに注目していくべき。今までは表沙汰にならなかった、そうした事柄が世間で新たな議論の対象となることによって日本社会はさらに良い方向に向かうのではないかと彼女は語る。
TikTok:あたたん(政治の女王)(@atatan.ch)
Twitter:あたたん/糸賀麻子@政治系TikToker(@atatan_social)
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