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アメリカ・フロリダ州タンパにて現地時間11月8日〜10日にアマチュア最高峰のスケートボードコンテストTampa AM(タンパアマ)2019が開催され、16歳の根附海龍(ねつけかいり)が優勝!18歳の池慧野巨(いけけやき)が準優勝と日本人がワンツーフィニッシュの快挙となった。
星野大喜(17歳)も決勝の舞台で9位と大健闘の滑りを見せた。
昨年のタンパアマでは早川大輔氏率いる日本のデッキブランドHIBRID skateboardsの池田大亮が優勝しており、HIBRID skateboardsはタンパアマ2連覇と2人目のタンパアマ優勝者を輩出という快挙も達成。
2年連続で肩車も披露し、日本のスケートボードシーンにとっても本当におめでたい日となった。
根附海龍は決勝2本目のランで「ヒールフリップ フロントサイドボードスライド」「レイトビッグスピン フロントサイドボードスライド フェイキー」「ヒールフリップ フロントサイドKグラインド」「ヒールフリップ バックサイドリップスライド」「バックサイドビッグスピンフリップ」「キャバレリアルヒールフリップ」などを完璧にメイクし、ヒールフリップ(かかとで板を縦に一回転させる)系の大技を随所に織り交ぜたランで92点を獲得。
見事なまでのヒールトリックで見るものを魅了した。
アマチュアスケーターにとっては間違いなく世界最高峰のイベント、タンパアマ。
オリンピックを目指すスケーターも、目指さないスケーターも誰もが気になるコンテスト。それもそのはず、歴代の優勝者はそうそうたる名前がずらり。
ナイジャ・ヒューストン(2005)フェリペ・グスタヴォ(2007)ルアン・オリベイラ(2008/2009)ジャガー・イートン(2014)ダショーン・ジョーダン(2016)グスタボ・リベイロ(2017)池田大亮(2018)など。
タンパアマで優勝するという事は、本場アメリカのスケートシーンからも認められるという事を意味する。
まさにスケート業界にとって、年に一度の重要なイベントとなっている。
5位・本橋 瞭 18位・佐々木 来夢 27位・佐々木 音憧(とあ) 34位・小野寺 吟雲(ぎんう) 71位・小鈴 大和 (144人中)
※トップクラスの国際アマチュアライダーとして認められたスケーターのみ参加可能※1位は準決勝進出、2位から10位は予選へ進出
6位・池 慧野巨(いけ けやき) 9位・根附 海龍(ねつけ かいり) 15位・根岸 空 22位・星野 大喜 32位・山附 明夢(やまづき あいむ) 36位・浦野 建隼(けんと) 37位・渡辺 星那(せな) 38位・池田 大暉 49位・佐々木 来夢 56位・鎧 碧斗(あおと) 58位・本橋 瞭 63位・佐川 涼 66位・本郷 真輝(まさき) 77位・渡辺 雄斗 95位・戸倉 大鳳 (たいほう) (100人中)
※各地で行われたDamnAm2019で2位から12位とオープン予選2位から10位と国際的なトップアマスケーターが参戦
※1位と2位が決勝進出、3位から30位が準決勝進出
5位・戸倉 大鳳 (たいほう)
コンバースコンクリートジャム
5位・冨川蒼太1位・池 慧野巨 2位・根附 海龍 5位・星野 大喜 26位・根岸 空
※各地で行われたDamnAm2019のチャンピオンとオープン予選1位と予選2位から30位のスケーターが参戦
※トップ10のスケーターが決勝進出
1位・根附 海龍 -92.00
2位・池 慧野巨 -91.00
3位・Austin Heilman -90.00
4位・Jorge Simões -89.00
5位・Bruno Senra -86.33
6位・Wesley Felipe Borges -83.00
7位・Gabryel Aguilar -82.00
8位・Dominick Walker -81.33
9位・星野 大喜 -80.00
10位・Jhancarlos Gonzales -77.33
11位・Justin Sommer -75.33
12位・Becker Dunn -69.00
※予選1位と2位、準決勝トップ10のスケーターが参戦
※準決勝と決勝の映像
写真・早川大輔
筆者・小嶋勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。