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今年の夏はとにかく熱い。猛暑が7月から続き、熱中症で倒れる人も増えている。「夏はスタミナ」という言葉通り、今夏は栄養あるものを食べないと体がもたない気がする。精がつくものといえばウナギだろうが、それでも高騰するウナギに手が出しづらい。
とはいえ、何かスタミナがつくものを食べたいということであれば、今夏最後の土用の丑の日(8月1日)には、ウナギ以外の代替品にチャレンジしてみるのもありではないか。
ウナギの代替品として真っ先に思い浮かぶのがナマズだろう。近畿大学が開発したウナギ味のナマズは、クロマグロの完全養殖に続く話題としてメディアを騒がせた。最近は同じナマズでも、ベトナムの魚で「パンガシウス」という蒲焼きがウナギコーナーに並び始めるなど、ナマズの存在が目立つ。アナゴ、サバ、サーモンなどの蒲焼きまで登場し、今年の土用の丑の日はウナギ以外の勢力が盛んだ。
とはいえ、味わいは賛否両論だ。期待値の高い近代ナマズでさえ、「ウナギと変わらない」「まだまだウナギには遠く及ばない」という感想を耳にする。やっぱりナマズとウナギは別物と思ったほうが良いのだろう。ただ、熱い猛暑を乗り切れるだけのスタミナがつけばいいのというのも本音だ。そこでウナギと、代替品代表であるナマズで栄養価を比較してみた。
【ウナギとナマズの栄養価/100gあたりの値】
ウナギ ナマズ
エネルギー 255㎉ 159㎉
タンパク質 17.1g 18.4g
脂質 19.3g 8.6g
カリウム 230㎎ 320㎎
カルシウム 130㎎ 18㎎
鉄分 0.5㎎ 0.4㎎
亜鉛 1.4㎎ 0.6㎎
ビタミンA 2,400㎍ 70㎍
ビタミンD 18.0㎍ 4.0㎍
ビタミンB1 0.37㎎ 0.33㎎
ビタミンB2 0.48㎎ 0.10㎎
ビタミンB6 0.13㎎ 0.16㎎
ビタミンB12 3.5㎍ 2.3㎍
こうして比べてみると、ウナギのほうが脂質やカルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンDで値が大きいのがわかる。夏はそうめんなどの炭水化物が中心の食事になりがちで、タンパク質やミネラル、ビタミンが不足しやすいというが、ナマズでもそれらの栄養素はウナギ同様に補えそうだ。
足りない栄養素はほかの食事で補えば問題ない。結論、ナマズだけを例にあげれば、高騰するウナギを食べられなくても、夏バテ対策としてスタミナをつけられそうだ。
こんばんは、広報のまいこです!
— 春華堂【公式】 (@shunkado1887) 2017年9月12日
今SNS上では朝テレビでもやっていた自社製品の自虐PRが流行っていますね♪
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同じ「うなぎ」つながりで、“夜のお菓子”のキャッチフレーズで名高い「うなぎパイ」を食べるとスタミナはつくのだろうか?実際、商品のパッケージには「うなぎエキス」が入っているという記載もある。キャッチコピーはそもそも「夕食後の家族団らんのひと時に食べてほしい」というのが由来、とは知られた話なので、そこまで直接的な意味はないのかもしれない。
ただ、1枚あたり79㎉あるようなので、1個15gの小さなお菓子としては比較的、高カロリー。うなぎエキスが入っていることを踏まえると、話のネタとして「うなぎパイでスタミナつけて」というやりとりも、あながちおかしくはないのかもしれない。