2017年10月5日から10月9日まで、札幌市とその近郊地域でしか食べられない限定スイーツやジビエ(エゾシカ肉のステーキ)などを、お手頃価格で体験できる「SAPPORO AREA GOURMET FES」が、豊洲のCAFÉ;HAUS(カフェハウス)で開催されています。

 

これは、札幌広域圏構成自治体 (札幌市・江別市・千歳市・恵庭市・北広島市・石狩市・当別町・新篠津村)が主催する5日間限定の“体験型の物産展”で、カフェハウスには8つの市町村の食材を利用したメニューを注文できるほか、地域の名産品などに触れて楽しむことができます。

 

カフェでスタイリッシュな物産展

店内には、札幌市・江別市・千歳市・恵庭市・北広島市・石狩市・当別町・新篠津村の魅力を知ってもらおうと、パンフレットやフリーペーパーが置かれ自由に持ち帰ることができます。

 

また、北海道の観光名所をドローンで撮影した絶景ムービーを上映しており、大自然が魅力の小樽から稚内を走る「オロロンライン」や札幌の「モエレ沼公園」、千歳市にある淡水湖「支笏湖」などを、店内にいながら訪れた気分になれます。

 

※モエレ沼公園のガラスのピラミッド

 

※支笏湖

 

※地平線(オロロンライン)

 

札幌広域圏ならではのコラボメニューの数々

札幌市を中心に市のベットタウンのイメージのある周辺地域ですが、実は、広大な農地や自然が広がっており、各市町村にはそれぞれの特産品や名物がたくさんあるそう。

 

例えば、札幌市の3区(東区・白石区・厚別区)に隣接し、札幌市とアクセスの良い江別市の宅地割合は30%くらいだそうで、今回のコラボカフェグルメのパスタに使われている江別小麦の他にもブロッコリーなどの特産品が育てられています。

 

※当別町SPF豚バラベーコンと札幌市ミニトマト 江別小麦のもちもちパスタ

 

千歳市はハスカップやブルーベリーが特産です。千歳空港周辺の広大な畑に実るハスカップは、他の果物に比べて栄養価が抜群! 中でも最も抗酸化作用の強い「シアニジン」を多く含み、アイヌの人々から「不老長寿の実」と呼ばれていたそうです。

 

※さっぽろりんごミルフィーユ~ソースを添えて~

 

『さっぽろスイーツ2017グランプリ』に輝いたミルフィーユ。インスタ映えはもちろん、なんでこんなにフワフワなの!? という生クリームにハスカップの程よい酸味と林檎の甘さがマッチ。

※当別町ジビエ工房 エゾシカ肉のランプステーキ

 

石狩郡当別町はジビエの町。人気の『株式会社ジビエ工房』さんから直送された鮮度の高いエゾシカ肉を食べることができます。

 

エゾシカは “えっ?!”と呟いてしまうほど柔らか。そのヒミツは、ジビエの解体処理の技と素早さにあるそうです。適度な歯ごたえとさっぱりとした味で臭みなどは“まったく”ありません。

 

北広島市・石狩市・恵庭市のプレミアムBBQプレート ウィンナー2種&フランクフルト

 

石狩市自慢のブランド豚、望来豚(もうらいとん)。そして、全国にその名をとどろかす、北広島市の『エーデルワイスファーム』のソーセージやベーコンは、ほどよい燻製の香りが口いっぱいに広がり、プリッとした食感とジューシーな肉汁がたまらない一品です。

 

※石狩市 とれたてタコのマリネ~千歳市のヒメマス魚醤仕立て~

 

“石狩鍋”で有名な石狩市。厚田川や浜益川をのぼった鮭も有名ですが、他にもおいしい特産品がたくさんあり、今回は水揚げされたばかりのタコを、千歳市のヒメマス魚醤で味わうコラボメニューが登場。

 

※新篠津村産のジャガイモとかぼちゃのコロッケ~恵庭市のレタスミニサラダ~

 

「稲穂」と「たっぷ大橋」が描かれたカントリーサインの新篠津村は、豊かな水田と畑が広がる地域。今回は、北海道といえば“ジャガイモ”という外せない特産物から、新篠津村産の「キタアカリ」とかぼちゃのコロッケが登場です。

 

※札幌広域圏の魅力を自宅にお持ち帰りできます。

 

まるで、札幌市のカフェがそのまま移動してきたかのメニューの数々!初日のランチ時には看板を目にした女性が多く訪れ、一部メニューが完売するなど手ごたえは上々だそう。

 

主催者は、これまで従来型の物産展に触れることが少なかった2030代の女性に、体験型の新しい物産展を通して、札幌市と広域地域のグルメや特産物を知ってもらいたいとしています。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 体験型の物産展が新しい!札幌圏のグルメや名産物をカフェスタイルで満喫