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そもそも小池百合子都知事は、小泉政権下で環境大臣だったころ“クールビズ”という言葉を発信しひろめるなど、カタカナ語の達人です。
しかし“レガシー”に“パラダイムシフト”、“サスティナブル”等々…(いや、いや、そこをカタカナにしなくても)と、ややこしいのも事実。知ってるようで知らない小池語録をご紹介します。
将来的に利益・利便性を生み出す意味のある遺産となる物や活動に賢くお金を使っていくということ。
「…必要なレガシー【遺産】をワイズスペンディング【賢い支出】で使って作ってゆく という、東京2020年に向けたベースになるものと思っております」
色々な障害があるのなら、固定観念を捨て良き方法を多方面から導き出そうということ。
「…東京五輪・パラリンピックのバレーボール競技会場見直しについて、横浜アリーナ案と並行して検討している有明アリーナは、ある意味パラダイムシフト【見方を変える】が必用かと…」
その時だけに終わらずにずっと今の良き状態を持続していくということ。
「…世界の中でも輝き続けるサスティナブル【持続可能】な首都・東京を創り上げることであります」
違うものが色々互いに影響を及ぼしあいながらも、全体として調和がとれている状態のこと。
「…女性も、男性も、子供も、シニアも、障がい者も、いきいき生活できる、活躍できる都市。多様性が尊重され、温かく、優しさに溢れる都市。そのようなダイバーシティ【多様な人材を積極的に活用する】を実現してまいります」
労働困難な人がいなくなるようなビジネス形態の見本のこと。
「…ソーシャルファーム【障がいのある人や、労働市場で不利な立場にある人々の就労の問題に取り組むユニークなビジネスモデル】を増やし、働く障害者の方々のモチベーションを高めたいと活動してまいりました」
最終目的を達成するための一連の過程等における中間指標や目印のことを意味することが多く、進捗を確認するための中間達成基準や中間地点のゴールの意味で用いられる。
「…優しさにあふれるダイバーシティの観点から、ペット殺処分ゼロの実現も、メルクマール【目印】の一つだと考えております」
従来とは違った技術で改めること。
「…低炭素社会の実現に向けた環境技術のさらなるイノベーション【革新】や、食品ロス対策を含めた環境配慮型ビジネスモデルへの意識改革を促してまいります」
インバウンドに対し、自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(海外旅行)という。
「…インバウンド【外国人が訪れてくる旅行】を継続的に増加させていくためには、外国人観光客に快適に過ごしてもらうための環境整備も不可欠です」
統治。支配。管理。また、そのための機構や方法。つまり、企業のルールをキチンとしましょうということ。
「(盛土問題について)…これは犯人探しもそこが目的ではなくて、都政のガバナンス【コンプライアンス】です」
変化・発展を起こす要素・原因をきっかけにすること。
「…東京大会をスプリングボード【きっかけ】に、都民生活や企業活動の「新たな常識を創り出す」
警笛を吹く人。組織の不正を告発する内部通報者・告発者という意味に使われる。
公益通報というのは、職務遂行上の法令違反行為を通報する制度「ホイッスルブロワー」という言葉があります。笛を吹くということでありまして、一種の【内部告発】です。
英語の意味が分からず話の内容が入ってこないこともしばしばありますが、パラダイム・シフトして、とにかく小池さんの発言を聞きまくれば、東京オリンピック開催の頃にはかなり英語が得意になっているかも。