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株式会社HIROTSUバイオサイエンスが世界初の線虫を用いたがんのリスク検査N-NOSEが「がん再発モニタリング」ツールとしての有効性を持つことを東京大学大学院医学系研究科 消化管外科学の瀬戸泰之教授(研究当時、現 国立がん研究センター中央病院 病院長)との共同研究論文にまとめた。それに伴い「N-NOSEの最新研究論文発表会」を開催。ゲストにつんくさんが登場した。
今回の研究論文ではN-NOSEによるがんの再発が検知可能か?という研究を行うため、手術後の再発モニタリングを実施。世界的にも最も致死率の高いがんである胃がん、食道がん患者の術後前後の尿サンプル中、がん関連物質を検出することで評価をした。研究は2年間にわたり各患者、7回採尿し、40人の患者をモニタリングしたと株式会社HIROTSUバイオサイエンス執行役員・技術最高責任者 エリック デルクシオ氏が説明(写真左)。
結果は表の通り、N-NOSEで検査すると再発前はインデックス値が再び上昇し始め、再発モニタリングツールとして有望であるとわかった。
がん治療が成功した後、走性インデックスが減少したことから、N-NOSEは治療効果のモニタリングにも役立つことが有望である。尿をサンプルすることでチェックできるので手軽さもあり、がん患者にとっても身近なものになりそうだ。これにより早期発見の精度が向上し、迅速な治療が可能となり、最終的には致命率の向上にもつながると語った。
また、がん検査分野全般に詳しい大阪大学大学院医学系研究科石井秀始特任教授よりコメントが紹介された。
石井教授は、「一般に、手術療法後の消化器がん再発は、
そのような状況下、本論文は、
さらに、本研究は、国内有数の医療施設で得られた成果であり、
現在、すでに70万人の人がN-NOSEを利用したことがあり、今回の発表会のゲストであるつんくさんもその1人。2014年に喉頭がんのため声帯を全摘出して以降、「N-NOSE」をがん再発モニタリングとして定期的に利用し、日々の健康チェックに役立てている。発表会ではつんくさんと株式会社HIROTSUバイオサイエンス 代表 広津崇亮氏とのトークセッションが行われた。
N-NOSEについて「尿検査だけという意味では体の負担も時間もかからないので、とても便利だと思います。体のどこかにがんがあるということがわかれば、そこから徹底的に検査することができますからね」とコメント。
発表会はクリスマスイブ当日だったこともあり、MCから「クリスマスプレゼントにN-NOSEはどうですか?」という質問があると「誰かにプレゼントされてきっかけを作るのはとても良いことだと思いますが、本来は自発的にするのが良いんでしょうね。どうせなら普段からプレゼントしてあげて欲しいです。誕生日の定期便などがあると、続くかもしれないですね」と語った。
2024年の振り返りを聞かれると「今年は家族で世界旅行に行きました。思った以上に忙しかった一年です。世界中で美味しいものを食べたので、その後のN-NOSE検査は少々ドキドキでしたね」と笑顔で回答した。
最後に来年の抱負を聞かれると、ご自身の豊富が飛び出すかと思いきや・・・「ここで言うことじゃないかもですが 笑」と前置きし、「N-NOSEの新パッケージが結構オシャレで良いんですが、頑丈にパッキングされていて開けにくいので、ご配慮いただけると嬉しいですね!笑。特に銀のゴミ袋が一番取り出しにくいです」と利用者ならではの意見を広津社長へ直々に提案し、会場の笑いを誘った。