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コロナ禍を経て、少しずつ以前の生活が戻りつつある最近。たまにはおうちごはんではなく、外食をしたいという人も多いのではないでしょうか?
そんな高まる外食への期待を満たす、“せっかくの外食だからちょっと良いものを”求める人へ向けて「しゃぶしゃぶ温野菜」が3月23日から期間限定で提供を開始したのが幻の豚と呼ばれる「金華豚しゃぶしゃぶ」です。
先日メディア向けの先行試食会が開かれ、メニューの全貌と開発秘話を聞いてきたのでご紹介します。
温野菜では、最高に“美味しい肉”を最高に“美味しいだし”で届けたいという想いから、今回の「金華豚しゃぶしゃぶ」販売に至ったそう。
金華豚は知る人ぞ知る高級豚肉で、市場にほとんど流通していないことから“幻の豚”と呼ばれているんだとか。肉質は絹のようにきめ細かく、赤みは柔らかく、脂はしっとり甘くコクがあるのが特徴。
この金華豚、原産国は中国で、日本では平田牧場が数十年前に輸入。長年の交配技術から「平田牧場金華豚」を生み出したそう。平田牧場の金華豚は山形県庄内平野のお米で育てられているため、さらに美味しい豚肉になっていて、中でもしゃぶしゃぶで食べるのが一番美味しいんだとか!しゃぶしゃぶチェーン店で提供されるのは今回が初めてだそうです。
そんな金華豚を活かすために開発された「黄金だし」は鶏骨と香味野菜を炊き上げ、薄口醤油・昆布・金華豚の旨味を加え、輝く黄金色のだしに仕上げられています。
金華豚は脂の融点が低く、だしに溶け出すことにより濃厚なしゃぶしゃぶが堪能できるそうです。
試食会では平田牧場 齋藤充也さんとしゃぶしゃぶ温野菜 商品開発担当 岸 真義さんのトークセッションが開かれ、コラボに至った経緯や開発秘話が披露されました。
平田牧場では、なかなか市場に出回らない金華豚の美味しさをどうにかして知ってもらいたいと悩んでいたところ、温野菜から声がかかったそう。美味しいだしを提供していることを知っていたそうで、温野菜とタッグを組みたいと思ったそう。
また温野菜は3月から5月の期間限定メニューを考える中で、歓送迎会などお祝いシーズンが重なるため、美味しいお肉を提供したいという想いから平田牧場へ声をかけたそうです。
金華豚を実際に食べてみると、脂が多過ぎず、赤みも素晴らしく、その美味しさに驚き、また平田牧場の豚に対する気持ちや美味しいものを届けたいという気持ちに感動し、コラボに至ったそうです。
温野菜は美味しいだしにこだわるあまり、金華豚の美味しさを消してしまっていると開発段階の試食会で指摘されてしまったことが今回の開発に苦労した点だったそう。素材を引き立てるだしにするため、たまり醤油から薄口醤油に変更することで「黄金だし」が生まれたんだとか。
「金華豚しゃぶしゃぶ」をより美味しく楽しめる方法として、
「いろんな野菜と金華豚を思いっきりほうばって欲しい!豚ってこんなに美味しいんだ!ということを感じてもらいたい。」と齋藤さん。
開発担当の岸さんは、
「幻の豚と呼ばれる金華豚は来年はメニューにできるかわからない。ぜひ足を運んでもらいたい。」と伝えました。
実際にいただいてみると、お肉にクセがなく、脂も上品で、まろやか。何枚でも食べられてしまいそうです。
今回、金華豚と共に期間限定で登場するのが「三陸産わかめ」と旬の季節野菜「アスパラガス」と「たけのこ」。
三陸産わかめは茎を残して大判にカットされており、コリコリとした食感が楽しめます。
またアスパラガスは金華豚しゃぶしゃぶを巻いて食べるのがおすすめ。お肉の風味とアスパラガスの食感のハーモニーを楽しめます。
さらにたけのこはだしで下味が付けられているので黄金だしとの相性抜群!
〆には中華麺がおすすめだそうで、金華豚の上質な脂が溶け込んだだしでいただくことで、極上のラーメンに。最後まで幸せな気持ちでしゃぶしゃぶを堪能することができます。
デザートには桜の花びらの塩漬けが練り込まれた「さくらアイス」で存分に春の香りを感じてみてください。
「金華豚しゃぶしゃぶ」は5月11日までの期間限定での提供。お肉を心ゆくまで楽しめる食べ放題のほか、一人前の食べきりセットも。お祝いの席はもちろん、新しい季節の始まりに、美味しいもので気持ちを上げてみるのも良さそうです。