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トイレットペーパーやマスク、ベビー用品など私たちの身近にあるエリエールのアイテム。衛生用紙製品No.1ブランドの「エリエール」を展開する大王製紙株式会社はコロナ禍における、からだとこころの触れ合いが減少している実態や、触れ合いが”幸せホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」の分泌などに関連性があることを確認した。
このような現代にからだとこころの触れ合いによって幸せと笑顔を増やす「エリエールえがおにタッチ PROJECT」を2022年4月25日(月)に始動。発表会にはダチョウ倶楽部のメンバーも駆けつけた。
単独世帯の割合が上昇するなど少数世帯が増えることで最近では家庭内でも食卓中に息子はゲームをして娘はSNSに夢中など家庭内の触れ合いも減少。さらにはコロナ禍でのソーシャルディスタンスやテレワークが日常になったことで対面のコミュニケーションが急速に減少している。
「このように失われつつある触れ合いをこのプロジェクトをきっかけに取り戻していただくことで、これまでに商品活動でできなかった角度で皆様の幸せに貢献したいと考えております。」とプロジェクトの思いを大王製紙株式会社 取締役常務執行役員 ホーム&パーソナルケア部門 国内事業部長 設樂氏は語る。
実際にからだとこころの触れ合いに関するアンケート調査を全国3,000名の生活者を対象に行うと、コロナ禍で「こころの触れ合いが減った」と感じている人は全体の41%となった。「孤独を感じている時」も増加し、「幸せを感じる時」の減少との関連性も見られた。
そこで、人と人との触れ合いには幸福感をもたらす力があるとしてこのような触れ合いを「エッセンシャルタッチ」と総称。プロジェクトでは触れ合いの医学的効果や大切さ、より効果的な触れ合い方法、感染対策などの啓発活動を行っていく。また、エリエール商品の売上げの一部を触れ合いが増える活動を行う地方自治体に寄附する予定だ。
今回、「エリエールえがおにタッチ PROJECT」の啓蒙活動において看護師や保健師でもある堀内氏や国立病院機構 小諸高原病院 診療部長の城甲氏などの専門家が監修。からだのタッチングには堀内氏が監修し身体的なコミュニケーションによって安心感・信頼感・自己肯定感を高める効果につながる「手をマッサージする」「背中をさする」などエッセンシャルタッチのノウハウを発信する。
またこころのタッチングとして見つめあう、感謝の言葉を伝えるなど精神的コミュニケーションによるタッチングを城甲氏が監修している。
親子、夫婦、パートナーの計10組を対象に、からだの触れ合い、こころの触れ合いによってオキシトシンという”幸せホルモン”と呼ばれる神経伝達物質の一つの分泌量がどのように増加するのか、また”ストレスホルモン”と呼ばれている「コルチゾール」の分泌量がどのように減少するのかを検証する効果測定調査を専門家監修のもと行った。
結果は10組の内8組において、触れ合いで”幸せホルモン”「オキシトシン」が増加。ほとんどの組でコルチゾールの減少も見られたのだ。結果からもわかるように、からだとこころの触れ合いは私たちの生活に欠かせない大切なものであることがわかる。
ゲストに登場したダチョウ倶楽部のメンバー。3人が触れ合い、近づくことも多い芸風のためコロナ禍では難しい場面も多かったと話す。ただ、コロナ禍では外出もあまりできないため、家族と過ごすことも多かったそう。
今回は長年コンビを組んでいるメンバー同士でからだとこころの触れ合いを実践。35年コンビを組んでいる中、改めて手を触れ合って会話するのはなかなか恥ずかしいと言う。しかし照れながらも「これはやってみた方がいい。新鮮な気持ちになります。会話が少なくなったお笑いコンビや仲が悪くなったコンビも全員これをやった方がいい」と触れ合うよさを伝えた。