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おうち時間を楽しむのに欠かせない音楽や動画鑑賞のシーンや、リモートワークにおけるオンライン会議のシーンなど、今やさまざまなシーンで活躍する完全ワイヤレスイヤホン。もはや手放せないアイテムとなっている人は多いのでは。その完全ワイヤレスイヤホンの最先端の3つをご紹介します。新規購入、買い替え、どちらも検討したくなりますよ。
パナソニックの音響機器向けブランド「Technics(テクニクス)」から、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」「EAH-AZ40」の2モデルが2021年10月15日に新登場します。
2021年9月2日に開催された新作体験会では、新作の完全ワイヤレスホンを使うカフェ内をイメージした空間を設置し、デモンストレーションを行ったほか、携帯用専用アプリ「Technics Audio Connect」の操作方法などがパナソニック担当者によって説明されました。
「EAH-AZ60は8mm、EAH-AZ40は6mmのダイナミック型ドライバーを搭載しました。どちらも広帯域再生能力を引き出す音響構造を搭載していますので自然な高音質を楽しめます」(パナソニック担当者)
EAH-AZ60の特徴は、LDAC再生に対応するハイレゾ再生を実現していること。LDACとは、ソニーが開発したワイヤレスオーディオコーデックテクノロジーで、高解像度オーディオファイルはワイヤレスで送信された音楽を圧縮しないため、音質が大幅に向上。高解像度の高い音源が聞けるようになったばかりでなく、音の繊細さや奥行きを感じられるようになりました。アーティストの息遣いやライブ会場の歓声、拍手などもリアルに再現でき、より臨場感溢れる音楽が楽しめるようになりました。
パナソニック担当者によると、2021年に入ってからLDAC再生に対応している完全ワイヤレスイヤホンは徐々に増えてきているといいます。
独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジーを搭載。従来のビームフォーミング技術に加えて、独自のアルゴリズムを採用し、自分の声だけをしっかりとキャッチしどこから来ている音なのかを4つの音声解析で分析します。
デモンストレーションでは、「JustMyVoice」テクノロジーをオンにした途端、カフェ内などの騒音が邪魔にならずに、クリアに自分の声が相手に届いていることを実感できました。また、カフェで会議する前に自分の声の聞こえ方をアプリで確認することができるのも便利。これなら相手も自分も集中して仕事に専念できると思います。またEAH-AZ60はノイズキャンセリング機能を搭載。周りの音を低減するノイズキャンセリングが業界最高クラスだと納得しました。
専用アプリでは、先述のように通話をする際に相手に聞こえる通話音声を一時的に録音再生し、相手に届く音声を確認できます。
ヘッドホンを探すために、イヤホンと接続機器が接続されていれば、音を鳴らすことができます。
またイヤホンと接続機器の最後に接続していた場所を地図アプリ上に表示して位置を確認できます。
EAH-AZ60の音質・ノイズキャンセリング4分とEAH-AZ40の体感2分を体感してみました。
どちらのワイヤレスも装着するときに、自然に耳に馴染んで、耳にストレスを感じません。イヤーピースがやわらかく、何時間装着していても耳が痛くなったり、不快感を感じづらかったです。
イヤホンのタッチセンサーも使いやすい。曲送りは右側を素早く2回タッチ、曲戻しは3回タッチ。使ってみると、最初は慣れるまで大変かなと思いましたが、数回、使っただけで、自然と扱いにも慣れてきてとても便利だと実感しました。電車内の騒音をイメージした体感もしてみましたが、音楽を聞いている最中でも電車の騒音などはほとんど気になりませんでした。音質も変わらずとても綺麗なまま好きな音楽を楽しめました。
EAH-AZ40は小型で価格も抑えられているので、手軽に買いたい人におすすめです。
スマートデバイスブランドOPPOが、新しい完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Buds(オッポ アンコー バッズ)」を2021年8月27日より販売開始しました。
片耳4gの軽量設計と快適な装着感のほか、音質にもこだわりあり。8mmドライバーで、パワフルな低音域を実現しています。通話時のノイズキャンセリングも備わっており、オンライン会議にも使いやすいアイテムです。
前モデルのOPPO Enco W11よりさらにコンパクトになり、人間工学に基づいて設計されており、ユーザーの耳にフィットするデザインを実現。3種類のサイズから選べるシリコン製のイヤーピースも手伝って、長時間使用しても疲れにくくなっています。
8mmダイナミックド型ライバーにTPUとPEEK素材の複合振動板を搭載しています。またAACコーデックに対応し、重厚感ある低音域から伸びのある高音域まで歪みの少ない、豊かなサウンドを実現します。
一度ペアリングをすれば、次回以降はケースを開けるだけで自動で再接続する便利さも。
また最新のBluetoothバージョン5.2搭載で、接続の安定性が大幅に向上し、フリーズ、干渉、切断を防ぎます。さらにBluetooth信号を左右のイヤホンがそれぞれ同時に接続することで、イヤホン同士の接続遅延を軽減し、より安定したオーディオ体験を提供します。ちなみに、ゲームモードをオンにすると、最大80msの低遅延モードになって、スマートフォンのゲームも快適に楽しめるのも注目です。
OPPO独自のアルゴリズムを搭載していることから、外出先での電話やオンラインミーティングでも周囲の雑音と音声を聞き分け、ユーザーの声だけを増幅させることで、クリアな音声を相手に届けることができます。
使い心地が良い上に、音も通話も快適に実現する、使い続けたくなる完全ワイヤレスイヤホンと言えそうです。
「動くひとの、音」をブランドスローガンに掲げたモバイルのためのオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」が、通話品質にこだわり抜き、ビジネスシーンをも支えるプロフェッショナルモデルへと進化した完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-9000」を9月17日から発売しました。
さまざまな機能により、快適なビジネスシーンを支える技術を結集させたGLIDiC完全ワイヤレスイヤホンのプロフェッショナルモデルとなっています。
MEMSマイクのリーディングカンパニーであるKnowles(ノウルズ)社製の高品質なMEMSマイクを左右2個ずつ搭載。さらにcVcノイズキャンセリング技術を組み合わせることで、周囲の騒音を抑え、相手にクリアな声を届けます。原音に近いクリアな声を相手へ届けることができるため、聞き取りやすい、ストレスのない通話が可能になります。
カスタムイヤホンメーカー、カナルワークス監修による独自のイヤホン形状を採用。装着時の快適なフィット感だけでなく、通話時にマイクが最適な角度になるよう調整。また、SMPテクノロジーズ社が開発した、人肌に非常に近い特性をもつ特殊素材「SMP iFit®(エスエムピー アイフィット)」を使用したGLIDiCオリジナルのイヤーピースを同梱されており、耳に吸いつくような極上のフィット感があり、長時間でも快適です。
周囲の環境音を取り除く、高度なHybrid方式のANC機能を搭載しており、騒音を取り除き、聞きたい音だけをより深く楽しむことができます。
イヤホンの存在を忘れるほど自然に周囲の音を取り込む、外音取り込み機能を搭載。イヤホンを外すことなく、目の前の相手とも自然な会話を楽しめます。
「aptXTM Adaptive(アプトエックス アダプティブ)」に対応しているため、安定した接続で動画やゲームの音声遅延を解消します。
また、最新世代の左右同時接続技術「TWS Mirroring(ティーダブリューエス ミラーリング)」を採用しているため、接続の安定性が向上しました。
ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する、国際的に最も権威のあるデザイン賞の一つである「レッドドット・デザイン賞 2021」を受賞。
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どれも快適な使い心地に加えて高機能! これはどれも欲しいですね。気になるアイテムはぜひ要チェックです。
【参考】
Technics(テクニクス)「EAH-AZ60」「EAH-AZ40」(https://jp.technics.com/products/tws/az60/)
OPPO「OPPO Enco Buds」(https://www.oppo.com/jp/accessories/enco-buds/)
GLIDiC「GLIDiC TW-9000」(https://glidic.jp/tw-9000/)