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子どもたちがゲームで遊ぶ時間などを示していた香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」。多くの人たちが条例を批判し、憲法違反として19歳の大学生とその母が香川県に計160万円の損害賠償を求めていたが、原告側の請求が棄却されたことが判明した。
この棄却に対し、多くの人たちが不安視。ゲームに対する規制が厳しくなるのではないかとの声も出ており、複数の議員や弁護士、著名人らが、香川県のネット・ゲーム依存症対策条例と「棄却」に対して危機感を示している。
<山田太郎議員や複数の人たちのTwitterコメント>
「香川ネット・ゲーム条例の裁判で原告敗訴の判決。科学的根拠がないにもかかわらず依存症対策として保護者や事業者の責務等を定める問題が多い内容。全国で同様の条例制定の動きがあり波及を懸念。本判決が各自治体の根拠のないネット・ゲーム規制につながらないよう監視が必要」
香川ネット・ゲーム条例の裁判で原告敗訴の判決。科学的根拠がないにもかかわらず依存症対策として保護者や事業者の責務等を定める問題が多い内容。全国で同様の条例制定の動きがあり波及を懸念。本判決が各自治体の根拠のないネット・ゲーム規制につながらないよう監視が必要https://t.co/le4ruihYeX—山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例) (@yamadataro43) August 30, 2022
香川県のゲーム条例違憲訴訟、原告側の請求棄却 高松地裁:朝日新聞デジタル https://t.co/4H9SBVhizq なら、条例いらんし守らなくて良いような県側は、ゲーム使用の家庭内での目安を定めた条例に過ぎず、罰則もないとし「県民の権利を違法に制限したり、義務を課したりしていない」と反論—大田区議会議員_おぎの稔_メタバース・議員系Vtuber (@ogino_otaku) August 30, 2022
鳥取県なにやってんの?有害図書指定した本を販売してはいけないという条例を鳥取県が制定。ネット通販にも適応される為、鳥取が指定した時点で即Amazonで販売停止されるという事態に…。ローカルな基準が全国の販売に影響するという点では香川のゲーム条例より百倍酷い。https://t.co/azJFtT8fJo—鬼虫兵庫 Hyogo Onimushi (@ONIMUSHI_HYOGO) August 27, 2022
香川県のゲーム依存性対策条例を違憲とした原告側が敗訴。ミスリードされないよう「違憲ではない≠この条例は良い条例」であり、ゲームへの関わり方は条例ではなく各家庭で決めるべきことだと改めてお伝えします。(続)https://t.co/AHnBsVM8Nv—くりした善行 参議院全国比例/C100(土)東シ53b (@zkurishi) August 30, 2022
香川県ゲーム規制条例違憲訴訟請求棄却。本訴訟が大館市の類似条例提出を牽制する等効果がありましたが、(確定ではないものの)棄却により条例提出の動きが出る可能性も。鳥取の有害図書指定で明らかなように成立後止めるのは大変。各自治体の動きを警戒する必要があります。https://t.co/CG7Gg0usao—松本ときひろ 品川区議 弁護士 (@matsumoto_toki) August 30, 2022
そもそも、ゲームプレイ時間はプライベートなことであり、行政や他の存在がそこに介入することすら間違いであるという考えが根本にあると考えられる。そんななか、香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」がスタート。さらに憲法違反として訴えは棄却。ゲームを愛する人であればあるほど、危機感を覚えても仕方ないかもしれない。
皆さんは、いつもどれくらいスマホやゲーム機でゲームを楽しんでいるだろうか。それが私生活にどれだけ悪影響を与えているだろうか。そもそも何時間プレイしようとも本人が幸せであればそれで良い、という考えもあるようだが、皆さんはどう考えているだろうか。
※画像はフリー素材サイト『写真AC』より
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)