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2021年に第1弾製品として透明デザインを採用した完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1)」を発売して注目を集めた、ロンドン発のデジタル製品ブランドNothing Technology。同社が3月に今夏の発売を予告していた第2弾製品のスマートフォン「Nothig Phone (1)」が、7月12日(現地時間)にお披露目されました。ガジェット通信は国内で事前に開催された「Nothing Phone (1) プレブリーフィング」に参加。会場と貸出機を撮影した写真から実機の特徴をフォトレビューにて、さらにスペックや価格など現時点で判明している情報をまとめてご紹介します。
Nothing Phone (1)は、ディスプレイと背面の両方にGorilla ガラスを使用。背面から内部のモジュールが見える透明デザインを採用しているのが外観上の大きな特徴です。ディスプレイは6.55インチOLED、解像度は2400×1080ピクセル、402ppi。60~120Hzの可変リフレッシュレートで、タッチサンプリングレートは240Hz。本体サイズはH159.2×W75.8×D8.3mm。重量は193.5g。側面には100%リサイクルのアルミフレームを採用しています。
SoCにSnapdragon 778G+、GPUにAdreno 642L、AIチップにHexagon 770 AIプロセッサーを搭載。日本向けには8GBメモリー、256GBストレージの構成で販売し、価格は6万9800円(税込)。国内向けには8月に発売し、詳細な発売日や販売方法は後日発表を予定しています。
国内の対応バンドは下記の通り。
対応バンド(日本国内)
5G(Sub6): n1, n3, n28,n41, n77, n78
4G LTE:1, 3, 8,18, 19, 26, 28, 41
3G UMTS (WCDMA): bands 1,6,8,19
2G GSM : 900/1800
*5G の接続性は、地域の利用状況と各通信事業によって異なる場合があります。
2眼のカメラモジュールを搭載。メインカメラは5000万画素のSony IMX766センサー、広角カメラは5000万画素のSamsung JN1センサーを採用しています。4K 60fpsの動画撮影はLive HDRに対応。いずれも暗所撮影に向くナイトモードを搭載しています。
中央に大きな面積を占めているのが、ワイヤレス充電のコイルモジュール。Qiの15Wワイヤレス充電に対応し、イヤホンなど別のデバイスを充電する5Wのリバース充電も利用できます。バッテリー容量は4500mAhで、フル充電で約18時間の使用が可能。USB Type-Cポートから、30分で50%充電できる33W・Power Delivery 3.0の急速充電に対応します。Wi-Fi 6とBluetoth 5.2、NFC(Felica非対応)に対応。
OSはAndroid 12ベースのNothing OSを採用。プリインストールアプリを40%削減している他、よく使うアプリを高速でロード可能にして残りのアプリは電力消費を節約するためにフリーズする仕組みを搭載しています。レビュー資料のスペック表には、3年間のAndroid OSのアップデート、4年間の2か月単位のセキュリティアップデートを提供することが記載されています。
もうひとつ、デザイン上で大きな特徴となるのが“Glyph Interface”。着信や通知の際、背面にライン状に配置されたミニLEDが点灯して、古代の象形文字からインスパイアされた独自のデザインパターンが浮かび上がります。着信音と発光パターンがセットになっていて、発信者ごとにパターンを設定すれば発光パターンにより誰からの着信か確認が可能に。画面を下にして伏せると、ライトで通知するサイレントモードに切り替わります。バッテリー残量や、リバース充電を使用している状態も発光パターンから確認が可能。カメラ撮影する際のライトにも使用できます。
本体カラーはホワイトとブラックの2色。プレブリーフィングではブラックを撮影、貸出機はホワイトをお借りして撮影しています。
今回お見せできるのはここまで。7月15日(金)の20時からスタートするライブ配信「ガジェット通信LIVE」では、実際の動作を含め詳しくご紹介します。
Nothingブランド初のスマホ「Nothing Phone (1)」実機レビュー / ガジェット通信LIVE 第72回
https://youtu.be/yCEQGJ-M9Uo[リンク]