日本一おいしい、いや、世界一おいしいと言っても過言ではないローマピザのイタリアンレストラン『ピッツェリア・ロマーナ・イル・ペンティート』(東京都渋谷区代々木3-1-1)。豪快な店主・生田シェフから生まれる限りなく繊細なピザ。尋常ではない悪魔的旨味を放つピザの数々が、食べる者を魅了し続けています。

一度でも食べれば『イルペンティート』の虜

『イルペンティート』では、おいしいピザはもちろん、前菜としてさまざまな絶品料理が楽しめます。店主が妥協せず認めた食材のみを使用。ここでしか味わえない生田シェフの調理スキルはまさに魔法。一度でも食べれば『イルペンティート』の虜になるはず。

『イルペンティート』を超えるローマピザに出会えない

ちなみに、筆者はイタリアをメインに複数の国で徹底的にピザを食べ歩きましたが、『イルペンティート』を超えるローマピザに出会うことはありませんでした。筆者としては、世界一おいしいと信じています。

生田シェフとおいしいご飯を食べるだけの連載

このシリーズでは「イルペンティート生田シェフと行くグルメ連載」と題し、生田シェフが推す飲食店を筆者が一緒に巡り、ユルくレポートしていきます。評論家でもなければ、レビュアーでもなく、ウンチクも語らず、ただ単に「生田シェフとおいしいご飯を食べるだけ」のかなりユルめな連載です。食べるだけ。

『香食楽』の3種盛りカレー

イルペンティート生田シェフと行くグルメ連載の記念すべき第1回は、『香食楽』(東京都目黒区上目黒2-42-13)の3種盛りカレー。東京都の中目黒駅から徒歩5分ほどの住宅街にポツンとある、植物が豊かに飾られたナチュラルな雰囲気あるお店。

好きなものにはとことんのめり込む生田シェフ

ランチタイムを目指して行きましたが、お店に行く途中、ショップで良さげなサンダルを見つけた生田シェフ。水で濡れても水分を吸い込まないサンダルが欲しかったらしくチェック。炎天下ですが、好きなものにはとことんのめり込む生田シェフの職人魂を感じます。

目黒銀座商店街は阿波おどりをしたい人を募集しているようです。「中目黒MGよさこいくらぶ」も踊り子を募集していましたよ。

生田シェフは阿波おどりに興味を持たなかったようです。

まるでオアシスのような存在

お店は小さな感じ。植物を感じられる、癒やしのデザイン。炎天下のなか歩いてきたので、まるでオアシスのような存在。

早く中に入りたい。店内は大勢の人たちでにぎわっていました。

地中海を感じさせる壁と内装

生田シェフが2階にあがると、そこは広々とした空間。地中海を感じさせる壁と内装がたまりません。

空調もしっかりきいてて、暑いなか歩いて削られた体力が戻ってきました。

水をグラスに注ぐ生田シェフ。筆者の分も注いでくださいました。優しい。

料理研究家の園山真希絵さんの存在

生田シェフがこのお店を知ったきっけかは、料理研究家の園山真希絵さん。彼女に連れられてやってきたお店が『香食楽』だったのだとか。

そして薬膳カレーを食べた生田シェフ。あまりにもおいしすぎて、それから5回も来店したそうです。

香食楽サラダを食前に食べる

今回オーダーしたものは、3種盛りカレーで、カレーの種類は巡るカレー、ベジカレー、黒カレーの3種。

そこにトッピングとして田中農場さんの半熟卵と揚げ野菜を追加。ご飯を白飯から薬飯に変更。そして香食楽サラダを食前に食べることに。

<生田シェフとオーダーしたもの>
3種盛りカレー(巡るカレー / ベジカレー / 黒カレー)2200円
トッピング: 田中農場さんの半熟卵220円 / 揚げ野菜450円
ご飯変更: 薬飯220円
香食楽サラダMサイズ650円

香食楽サラダうまい

まずは香食楽サラダからやってきたのですが、いやー、まいりました。飲食店でサラダに期待する人って少ないと思うのですよ。もちろんサラダはおいしいですし、食事に欠かせない要素のひとつとも思いますが、「想像を超えるうまさのサラダって存在するの?」「とはいえサラダでしょう?」という気持ちがどこかにあると思うのです。

でも、このサラダはほかとは違います。サラダの「とはいえサラダでしょう?」の域を超えていました。凝縮、濃縮された超絶なめらかな食感と強烈なコクがありながら、コリコリとした食感と、パリパリとしたフレッシュ食感。お店によると、サニーレタス、レタス、赤玉ねぎ、白きくらげ、黒きくらげなどを使っているとのこと。こだわりすぎて良き。

そして待つこと十数分、3種盛りカレーがやってきました。

ブロッコリーの花蕾から放たれる「シャリッ!」

これ、ただでさえ生野菜豊富でヘルシー志向ですが、生田シェフの言うとおりに揚げ野菜をトッピングして大正解でした。特にブロッコリーのクオリティが極まってます。

サラダと同様に「とはいえ単なるブロッコリーでしょ?」とか思っている人もいるでしょ? いやいや、このブロッコリー、食べてみてくださいよ。単なるブロッコリーじゃあなくて、神ブロッコリーです。神がかってます。

キュキュッとしたブロッコリーの茎を楽しみつつ、ブロッコリーの花蕾から放たれる「シャリッ!」とした食感と「ジュワッ!」とした食感を楽しみ、ほんのりキツネ色に変色したブロッコリーの花蕾の端から究極ともいえる強い香ばしさを楽しむ。たまりません。

生田シェフと『香食楽』店主が記念撮影

意外と大皿で大ボリュームな3種盛りカレーで、その満足度もかなり高いものでした。ちなみに、2種カレーも4種カレーも可能ですが、種類が減れば、そのぶん、ひとつひとつのカレーの量が増えるようです。

イルペンティート生田シェフと行くグルメ連載、第1回は『香食楽』の3種盛りカレーでした。最後に生田シェフと『香食楽』店主が記念撮影をして解散。ぜひ、このおいしさを読者の皆さんにも知ってもらいたいです。

店名: 香食楽
住所: 東京都目黒区上目黒2-42-13

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 世界一おいしいピザ店『イルペンティート』生田シェフと行くメシ連載1回 / 香食楽の3種盛りカレー