第一作目から今年でちょうど20周年を迎える「アイス・エイジ」シリーズ。これまでに全5作に渡りファンを楽しませてきた本シリーズは、2万年前の地球、氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちが様々な危機を前に繰り広げるクレイジーでハートフルな大冒険を描く。子供から大人まで幅広い世代から愛されているシリーズ最新作は、この度ディズニープラスオリジナル映画として『アイス・エイジ バックの大冒険』がディズニープラスにて独占配信中!

世界中で人気を誇るアクションアドベンチャーの「アイス・エイジ」シリーズ最新作では、これまでのシリーズを引っ張ってきたマンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴが再び顔を並べる中、『アイス・エイジ ティラノの落とし物』(2009)で初登場を果たしたイタチの【バック】が中心となり物語が展開していきます。

13年ぶりにバックを演じるのは、「ミッション:インポッシブル」シリーズや『スター・トレック』などの大作に引っ張りだこの名英国俳優、サイモン・ペッグ「12年もバックを再演することを待っていたよ」と、話すほどバック役に愛着を持つサイモンだが、世界中で脅威となっているパンデミック禍での収録について、「完成作を見て、キャラクター同士の掛け合いを見るのは、やや奇妙だったよ。僕はゾリラのジー役のジャスティナ・マシャドに一度も会ったことがないのに、すごく相性が良かったから(笑)」と、別々で収録したにも関わらず、新しい仲間であるジーとも違和感なく共演できたことを語っています。

地底世界の平和を守る一匹狼で冒険家な恐竜ハンター・バックと、同じく冒険家でバックの旧友・ジーは性格が正反対のため、事あるごとにぶつかって言い合いが始まってしまう。そこに、バックに憧れるフクロネズミのクラッシュ&エディも加わり、冒険はさらにハチャメチャさを増していきます。

パンデミックで以前のように現場で撮影を行うことが困難な状況だったが、「アイス・エイジ」の魅力の一つであるキャラクター同士の掛け合いを実現させるために行った収録方法について、監督のジョン・Cドンキンは「言い合いみたいになるシーンでは、セリフが重なったりするから、むしろZOOMで収録したのは効果的だったよ。僕はヘッドホンを使うことで、お互いに怒鳴りながらも、音は別々に聞こえるんだ。そして相手役も録音したら、僕は編集室でファニーになるように組み合わせる。すごく作業しやすかったし、楽しかったよ」と、意外にも収録にはプラスの作用が働いたことを話しています。

さらにジョン監督は、「皮肉だけどパンデミックが手助けしてくれたとも言えるね。エモーショナルなシーンや、シリアスなシーンを収録するときには、よりZOOMでの収録は最適だった。ZOOMで別々で収録すると、セリフがはっきり聞こえるし、その場ですぐに俳優にコメントを言うこともできたから」と、慣れないオンラインでの収録にもすぐに活路を見出し、これまでよりもベストな状態で本作を完成させたことを明かします。

バック役のサイモンも、「監督のジョンと製作総指揮のロリのおかげで、役者同士のケミストリーがちゃんとあったように感じられた。スタッフも最適にセッティングしてくれたし、最高の現場だったよ」と製作陣のおかげで、パフォーマンスを発揮できたことを話した。制約が多い時代ながらも、作品を良いものにしようと現場が一丸となってつくりあげた本作は、シリーズの中でも随一の笑いと感動を届けてくれます。

様々な冒険を展開してきた「アイス・エイジ」の最新作では、無敵のバックとお茶目なクラッシュ&エディが再登場!さらに新しい仲間のジーも加わり、ドタバタな大冒険が再び始まる!スリルを求め、仲間の元から離れ旅に出ることを決意したクラッシュとエディは、地底の世界で、冒険好きな恐竜ハンターであるイタチのバックと再会。3匹は、世界征服を企む恐竜と対峙することになるが、ひょんなことからバックが敵に捕らわれてしまい、大ピンチ!小さな2匹はこの危機にどう立ち向かっていくのか・・・!? バック、クラッシュ&エディ、そして新しい仲間のジーが恐竜に勇敢に立ち向かう。ディズニープラスオリジナル映画『アイス・エイジ バックの大冒険』はディズニープラスで独占配信中。

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 名英国俳優サイモン・ペッグも「奇妙だった」と語る パンデミックの時代だからこそできた画期的な演出方法とは?『アイス・エイジ バックの大冒険』