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2021年の春彼岸は3月17日から23日までとされていますが、ユニークな掲示板をTwitterに公開して「仏教界のインフルエンサー」と呼ばれるにまでなり、2021年1月に著書『だれでもわかる ゆる仏教入門』が刊行された福岡県北九州市の浄土真宗本願寺派永明寺の松崎智海住職(@matsuzakichikai)が、2021年3月8日に公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』風の春彼岸案内ポスターをツイートして話題となっています。
観てきた映画に影響されまくって作った完全に周囲を置いてけぼりにする春彼岸の案内ポスターを掲示しました
2回観ました pic.twitter.com/zIIB6SLsit
—松崎智海(非売品僧侶)@『だれでもわかるゆる仏教入門』発売中 (@matsuzakichikai) March 18, 2021
観てきた映画に影響されまくって作った完全に周囲を置いてけぼりにする春彼岸の案内ポスターを掲示しました
2回観ました
どこにいても必ず迎えに行くから。待ってなよ、衆生くん」というキャッチまでそれっぽいこのポスター。これには「思わず吹いた」「距離は十万億土かな?」「三途の川ですかね!?」「全ての仏が串刺しにされてしまうのか…」といった反応が多数寄せられていました。また、ユーザーからの要望があってデータを配布しています。
データでよろしければどうぞ^_^ pic.twitter.com/Wb9zCu7Nrk
—松崎智海(非売品僧侶)@『だれでもわかるゆる仏教入門』発売中 (@matsuzakichikai) March 18, 2021
一方で、松崎住職はお彼岸の意義について次のように平易な言葉で説明して、ご先祖参りだけでなくお寺にお詣りすることを呼びかけています。
阿弥陀如来はあらゆる衆生を極楽浄土に生まれさせ、必ず仏にすると願い誓われた仏様です。その慈悲はどこにいてもいつも私たちに届いています。
仏の世界を彼の岸と見て、太陽が真西に沈むこの時期に西にあるという極楽浄土へ思いを寄せるのがお彼岸です
皆様、お彼岸はお墓だけでなくお寺にもどうぞ
—松崎智海(非売品僧侶)@『だれでもわかるゆる仏教入門』発売中 (@matsuzakichikai) March 19, 2021
阿弥陀如来はあらゆる衆生を極楽浄土に生まれさせ、必ず仏にすると願い誓われた仏様です。その慈悲はどこにいてもいつも私たちに届いています。
仏の世界を彼の岸と見て、太陽が真西に沈むこの時期に西にあるという極楽浄土へ思いを寄せるのがお彼岸です
皆様、お彼岸はお墓だけでなくお寺にもどうぞ
なお、過去に松崎住職は『けものフレンズ』のヒットに合わせて、自主的に給水所を設置したマラソン大会の際に「すっごーい!マラソンたーのしー!」という横断幕を掲げたことがあります。今後も寺社に足を運びたくなるような掲示板に期待したいところです。
※参考記事 「すっごーい!マラソンたーのしー!」横断幕の実態は? 北九州・永明寺の住職に聞いてみた
https://getnews.jp/archives/1643125 [リンク]
※画像はTwitterより
https://twitter.com/matsuzakichikai [リンク]