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高校に入ってから中学の時に勉強を教えてくれた久水悠生先輩にビッチっぽくグイグイと迫るのだけど、肝心のところでは引いてしまう百合野歩の乙女な心を描き続けていた色のんさん(@iro_ironon)のマンガ『一途ビッチちゃん』(KADOKAWA)。ついに先輩に「覚悟しておいて」と宣言されていたクリスマスイブの日を迎えました。
※参考記事 思わず赤面顔を男子たちに見せて委員長ガード発動! 一途ビッチな女子がうわさを否定するマンガのクラスに入りたくなる
https://otajo.jp/94393 [リンク]
一途ビッチな後輩と"覚悟の日"pic.twitter.com/Zh2E2VagZe—色のん@一途ビッチ②発売中 (@iro_ironon) December 24, 2020
一途ビッチな後輩と"結んだ日"pic.twitter.com/hmhhSOK6HK—色のん@一途ビッチ②発売中 (@iro_ironon) December 26, 2020
「先輩見てください!! イルミネーションきれいですね♡」とはしゃぐ歩ですが、「とうとうこの時がきてしまった…」とドキドキしている悠生。「しくじらないようにしないと…!!」と考えているところに手を伸ばされ、緊張しすぎて思わず払い除けてしまいます。
両手で顔を覆ってしまった歩に「ごめん!!これはその…」と謝る悠生ですが、笑顔になって「せんぱいひど~い♡」と頬をツンと触る歩に「力、入りすぎですよ~」と言われて、「だ、だって…」とモジモジ。
「私…先輩と一緒にいられるなら、このままでもいいのにって思ってたんです」と話す歩。「…でも、覚悟決めました。だから…ちゃんと言ってくださいね」と決意を見せられて、「…わかった」と悠生も腹をくくって……。
「じゃあ結婚しよっか!」との言葉に、一瞬呆然とした後に「え!!?」と真っ赤になって驚く歩。いろいろ階段飛ばしすぎ!
「けけけけっこん…」となった歩に、「あっ、今は無理だけど!!」と言う悠生。「どっち!?」となった歩ですが、「ま…まだガキだから…。でも待っててほしい」と真剣な表情で伝えられて、「……じゃあ、指輪のかわりに…これ」と髪につけていたリボンを解いて渡します。
「な…な~んて…冗談ですよ」とごまそうとした歩に「…左手出して」と言う悠生。薬指にそのリボンを結んで……。
「…歩。好きです。俺と付き合ってくれませんか」と告白する悠生。「私のほうが好きです」という歩は、「すごくすごーく大好きで…先輩が引いちゃうくらい」「引くわけないだろ!俺のほうが…」「先輩」と呼びかけて……。
「ずっと一緒にいましょうね」と笑う歩。頬から透明な涙が伝ってます。それを見た悠生も頬を染めて「…うん」と答えるのでした。
一途ビッチな後輩を逃がさない pic.twitter.com/zRr2jwtebx—色のん@一途ビッチ②発売中 (@iro_ironon) June 27, 2020
2020年10月22日刊行の第2巻に収録された第14話『恋と涙の話』で、「大好き」と伝えたけれど「まだ覚悟が…」と悠生の返事をキャンセルしていた歩。「もし恋人になったらいつか別れの日がくるかもしれないから」と考えてましたが、クリスマスイブの日の予定を空けておいて「…そのときまでに覚悟してて。次はごまかさせないから」と言われていました。
「ようやくここまで描ききった……という達成感がすごいです」という色のんさん。リボンを薬指に結ぶシーンについて「実はかなり前から浮かんでいたシチュエーションでした」と話し、「歩は悠生からもらったものならどんなものでも嬉しいんだろうな、と考えたことがあって、そこから“リボンを贈る”に。今回指輪の代わりになったのは、ネーム中のひらめきです」と連想していったと明かします。
「こうなるのが待ち遠しかった」「最高のクリスマス」と祝福する反応が多数寄せられていた告白回。色のんさんは「お祝いのリプにひたすら感動しておりました……。本当に幸せなことだと思っています。ずっと2人を見守ってくださってありがとうございます」と感謝の言葉を寄せてくれました。
ずっと歩と悠生を見守ってきた読者にとっては感慨深いエピソードになったわけですが、これでフィナーレ……というわけではありません。「これから関係の変わった2人の話を描いていくのが楽しみです。これからもよろしくお願いします!」という色のんさんが描く彼氏・彼女としての歩と悠生に期待しましょう。
※画像はTwitterより
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