2020年5月に第1巻が刊行となり、この秋に第2巻の発売が決定している色のんさん(@iro_ironon)の『一途ビッチちゃん』(KADOKAWA)。中学時代はとにかく可愛かったのに、高校に入ってビッチっぽくグイグイと攻めるようになった後輩の百合野歩と、若干ヘタレなところはあるものの徐々に恋の相手として振る舞うようになった先輩の久水悠生が、浴衣を着てお祭りに行く話がTwitterで公開されています。


※参考記事 「どっちもかわいい」「兄貴いいヤツ」 一途ビッチな後輩女子が海で逆ナンされた先輩にやきもちを妬くマンガに思わずニヤける

https://otajo.jp/90656 [リンク]





悠生と夏祭りに来て、るんるん気分でりんご飴を頬張る歩。悠生に「機嫌いいな」と言われて「先輩と浴衣おそろいで嬉しくて♡」と言います。「いや…浴衣着るつもりなかったんだけど、兄貴が“祭りには浴衣だろ!”って買ってきちゃったから…」と照れ気味なのを見て、「お兄様ナイス…!!」となる歩。射的をしたり、わたあめを買ったり楽しんだ後、「今年の夏は先輩のことを色々知れて嬉しかったから…ふと思ったんですよね」と歩が言います。



「…もうちょっと進むのもいいかもって」と悠生に肩を寄せる歩。「す、進むって?」と聞く悠生に、「先輩…夢のなかでは私のこと名前で呼んでましたよね」と言い、「…ああいうのは寝言じゃなくてちゃんと言ってほしいな…って」と上目遣いでおねだりします。



「……!」と表情を改め、「…あ、ゆみ」と呼ぶ悠生。「はい♡」と嬉しそうな歩の手を上から触れて、「…歩、来年もまた一緒に来てくれる?」と聞きます。



「当たり前じゃないですか、悠生先輩」という歩。しっかりと手を握り返しています。その後に帰宅した悠生に、兄の遥太が「おかえり~抱きしめてキスくらいしたか~」と聞きますが、「してねぇよ!!………でも、名前呼び合った……」との報告され、そのあまりのピュアさにフリーズしてしまうのでした。


「実はちゃんとしたお祭りに行った経験がなく……。“この2人はどう楽しむかな?”という想像で描きました」と色のんさんが話す今回のお祭り回。「浴衣が可愛すぎる」という声のほかに「名前呼びで照れるとか最高すぎ」「なぜ付き合っていないのか不思議」という反応が集まっていたことについて、「今回の話は今まででいちばん付き合ってないことを疑問に思われている気がしました。本当にその通りだと思います……」とコメントしてくれました。


『一途ビッチちゃん』では、ちび絵の可愛さも評判ですが、色のんさんによると「テンポなど意識してる部分もありますが、話の雰囲気を壊さないように、明るいコメディ寄りのシーンに限定しています。シリアスな話のときはデフォルメのコマがほぼ描けなくなるので、そこで今まじめな話を描いてるんだと気づくこともあります」といいます。ほっこりとさせられるだけでなく、その緩急によって真剣な表情の悠生や、想いが溢れている歩が際立つことになっているのではないでしょうか。


※画像はTwitterより

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「浴衣可愛すぎる」「まだ付き合ってないのなぜ?」 一途ビッチな後輩女子が「もうちょっと進みたい」とおねだりするマンガがピュアすぎた