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2020年8月8日より、バーチャルキャストにて『MIKU LAND GATE β』が開催されます。
『MIKU LAND GATE β』は「近くのどこか、近くの未来」をテーマとした初音ミク公式のアミューズメントパークの入り口(GATE)をVRやARで体験できます。
このイベントは、『バーチャルキャスト』ではVRで、『HoloModels』ではARでそれぞれ参加することができます。オープニング・エンディングセレモニーを体験できるほか、VR空間上では様々なアクティビティやコミュニケーションを体験することが可能です。ヘッドマウントディスプレイをかぶったまま、VR空間上のショップでグッズや衣装を購入して装着することができるなど、新たな試みが組み込まれています。
ワールドの設計は住宅やビルなどの実際の建築物の設計を手掛ける東海林健建築設計事務所/Takeru Shoji Architectsが担当。現実空間と見紛うようなハイクオリティな空間を作り上げており、VR空間内はもちろん、写真に撮ってもしっかりと映えるデザインになっています。
今回は、オープン前の『MIKU LAND GATE β』の全体像を取材してきましたので、そちらの様子をお伝えいたします。
雪ミクのペットである“ラビット・ユキネ”のオブジェがあるゾーン。足元にもちっちゃいユキネが跳ねていて、もふもふかわいい空間となっています。まずは記念写真を撮るのにオススメです。
ここは2階に相当する高さとなっており、さらには物理法則を無視して移動することができるため、空中散歩を楽しむことができるのも隠しポイントです。空中を移動していくことで、入り口から見える大きな初音ミクの顔を間近で鑑賞することもできます。
コスプレ衣装や楽器などのアイテムを購入することができるゾーンです。展示されている衣装やアイテムはその場で試すことができるほか、実際に購入するのも『バーチャルキャスト』内で行なえます。
楽器はキーボード、ドラム、ギターと色が変わるマイクが販売されています。いずれも触るだけで音が出てくれるので、実際に触って演奏してみたり、バンド演奏風の写真を撮影したり、フォトスポットとしても楽しめそうです。
こちらのゾーンには初音ミクアーティストコラボのデジタルポスターが展示されています。展示されているポスターは、デジタルアイテムとして購入することができ、『バーチャルキャスト』内で飾ることができます。
購入したイラストは、イラストが入ったキューブを起動するとキューブから空中に描画されます。未来的なポスター、あるいはタペストリーといった感じで、コレクターや初音ミクのファンはもちろん、SF好きや近未来なガジェット好きにも描画ギミックに心を動かされそうです。
こちらでは『TSUKUMO』とのコラボも行っており、初音ミクコラボのゲーミングチェアを見ることができるほか、ぬいぐるみも購入することができます。ぬいぐるみはリアルのグッズで、『TSUKUMO』の特設サイトから購入することができるQRコードが壁に設置されています。
ポスターやぬいぐるみが現実さながらのビジュアルでVR空間に現れる一方、イラストがキューブから飛び出してくる未来的な表現も感じられる、バーチャル空間ならではの楽しみ方がギュッと詰まったブースです。
『Gugenka』が展開するアウトドアブランド『ふたつそら』のグッズが展示されています。すべての商品を実際の製品とデジタルの商品をセットで販売するという『ふたつそら』のアウトドアグッズをここで見ることができます。
とても居心地の良い空間で、実際の商品を目で見るだけでなく、一部は触ることも可能になっています。テントの中に入って談笑したり、VRの中でも気軽にキャンプ気分を味わえます。
初音ミクと東雲めぐのデジタルフィギュアが展示されているゾーンです。こちらのデジタルフィギュアを購入すると『バーチャルキャスト』と『HoloModels』で使用することができます。『バーチャルキャスト』ではデフォルトで3パターンのポーズが入っており、簡単にポース変更をすることが可能です。
展示されているボーカロイドコラボアバターはその場で試着や購入をすることができます。使用しているアバターによってはうまく着られないこともありますが、Tシャツやタンクトップのようなシンプルな衣装のアバターを用意しておくとうまくいくようです。
また、他のユーザーがショップで購入した衣装を装着している場合に「これいいな」と思ったら購入できる機能も実装されています。将来的にはユーザーにも衣装を販売できるように予定しているのでバーチャル服屋さんも生まれてくるかもしれません。
いわゆる“音ゲー”が楽しめるゾーンです。左右の腕にリングを装着して、音楽に合わせてタイミングよくボタンをタッチしていくゲームとなっています。
操作方法はとても簡単ですが、物理的なボタンがないので慣れるまでは意外と難しいかもしれません。スコアボードもあるので、腕に自信のある方はハイスコアに挑戦してみては。
また、リングを装着した状態でグリップしたまま上下左右に動かすとエモートが表示されます。グリップしたままフリック入力をするような動作を行うと、エモートが表示される仕組みになっています。ちなみに、記者はこの機能が楽しすぎて、左右のリングからエモートを連発しまくって遊んでました。
期間中ハッシュタグ「#ミクランド2020」をつけてイラストを投稿すると、こちらの壁にイラストが展示されていきます。いまはまだ何も展示されていませんが、壁いっぱいに埋め尽くされるだろうことを思うと貴重な壁の写真かもしれません。
期間中、1日に数回、中央の広場にてパレードが開催されます。今回は取材のために特別にパレードを開催していただきました。
『MIKU LAND GATE β』の象徴とも言える大きな初音ミクを中心に、大迫力の映像美と音楽でファンタジーの世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
ヘッドマウントディスプレイを装着したまま、もしかしたら口をあんぐり開けたままだったかもしれないぐらい圧倒されるパレードなので、写真や配信でも伝わる部分はあると思いますが、可能な方は是非とも現地(VR)でご覧いただけるとこの感動がより伝わるんじゃないかと思います。
パレードが行われる中央広場で天井を見上げると『MIKU LAND GATE β』にどこからアクセスしたのかを表すマップが表示されています。日本国内はもちろん、海外からのアクセスも多く見えますが「イタズラではないか?」と質問してみたところ、担当者からは「実際に海外からのアクセスが増えているのでおそらく本当」との回答をいただきました。初音ミクのグローバルな人気が伺えます。
また、他にも巡回して楽しい要素として謎解きパネルが随所に設置されています。こちらは謎解きブックを購入して楽しむことができ、すべての謎を解くと特別なアイテムがゲットできます。謎解きに挑戦できるのは開催期間の3日間限定なのでかなりレアな商品となりそうです。
こちらの謎解きブックやイラストなど、『MIKU LAND GATE β』でのアイテムの購入方法は、『THE SEED ONLINE』からVCC(バーチャルキャストクレジット)を購入してから行います。会場内にもパネルで購入方法が表示されているほか、現実世界で予め購入しておくことも可能です。詳細は公式サイトにてご確認ください。
[ガイド]VR内でのアイテム購入方法(バーチャルキャスト)
https://virtualcast.jp/wiki/doku.php?id=virtualcast:guide:purchasing[リンク]
開催期間:2020年8月8日(土)〜2020年8月10日(月)
場所:バーチャルキャスト、HoloModels
『MIKU LAND GATE β』公式サイト
https://mikuland.virtualcast.jp/2020/