娘に「マンガで卒業証書持ってる絵、証書が筒に入ってると年代を感じる」と言われジェネレーションギャップを感じたというツイートが話題になっている。


件のツイートを投稿したのは漫画家のひなたみわさん(@hinatamiwa)。どうやらひなたさんの次女の通う学校では卒業証書は本のように見開きになるケースで渡されるようだ。





ところで次女が「マンガで卒業証書持ってる絵、証書が筒に入ってると年代を感じる」て言われてハッとしましたわ…最近の卒業証書は本のように開くタイプなんですよね…

記号としては筒の方が視認性高いし面積も少なく表現としては便利なんだけど

筒タイプ、体操着のブルマみたいになって行くのかなあ…


卒業式のシンボルだった筒型ケースも時代の変化の中で消えつつあるということか……。ひなたさんのツイートに対しTwitter上では大きな反響が起こっている。


「分かります…

飾る文化もなくなったので、本棚に立てておく方が収納しやすいからかもしれないですね

「花より団子」のファッションも前半は時代を感じますし、もはや漫画は文化の保存装置的な感じがしています。(浮世絵みたいな)」


「筒とブック型両方経験しましたけどブック型は折り目がついてしまうので抵抗ありました。結局邪魔になって両方処分してしまったのですが」


「真夏のビーチパラソルもドーム型テントに変わっちゃいましたからね。絵師さんは現実のリアリティを取ろうとすると絵面的に悲しくなりますね。」


「こんにちは、いつの間にか時代が変わっていてびっくりしました

交通安全ポスターで横断歩道の左右に白線を描いてる子がいて、親が手伝ったのバレバレだったことを思い出しました!」


「せやろか?

泣きじゃくりながら例の筒持ってる学生を首都圏で今年も見かけたぞ。」


「数年前小学校で卒業委員(保護者)やりましたけど、相談の結果本型になりました

何しろ卒業生19人の小規模校でしたので【筒と本型の値段の差】はかなり大きく、百人規模だと公立校で予算を組むのは難しいと思います


私立中学の娘は本型でも更に高級そうなのを持ち帰って来てました」


「そのうち“自分でダウンロードしてください。”という時代かも。」


反響によると、今も卒業証書を筒のケースに入れて渡す学校はあるようで、筒型が古くなったというよりも、形状に選択肢が増えたというのが実態のようだ。筆者は自分の卒業証書が今どこにあるのか見当もつかないが、筒型ケースには卒業式のシンボルとしていつまでも絶えることなく存在し続けてほしいと願っている。


(執筆者: 中将タカノリ)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 筒に入った卒業証書はもう古い? 移ろい行く卒業式のシンボル