新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない現在、身近な予防策であるマスクの供給不足が世界的に深刻化しています。





サンフランシスコのデザイン会社、Resting Risk Faceがマスクを着用したまま顔認証が可能になる、マスク用プリントサービス『Face ID Mask』を発表しました。価格はマスク代込みで40ドル(約4400円)です。


自分の顔写真をアップロードし、プレビューでアライメントなどを微調整からN95規格の医療用マスクにプリントという手順でオリジナルマスクを作成。インクは天然素材が原料の非毒性で、通気性に影響のないものが使用されています。



『Face ID Mask』は、マスク着用時に顔認証システム経由でスマートフォンにアクセスするのが難しいという問題を解決するための、マスクそのものにユーザーの顔写真をプリントするサービスです。





世界的にマスクが供給不足となっている間は、サービス開始とはならないそうです。正式サービスの開始日時は未定とのこと。同社そのものにマスクの在庫がないみたいですね。



公式サイトには「これってジョーク?」というQ&Aがありますが、「はい、いえ私たちにもわかりません」と記載されています。Resting Risk Faceというデザイン会社は、「流行りのディストピア製品を作る会社」となっているので、マスクの仕入れ次第で本当にサービスが始まる可能性はありそうです。


SNS上には次のような声が集まっています。



・いいアイデアだと思うけど悲しくなるのはなんでだろう

・なんとも奇妙な時代になったものだ

・顔認証なんか使わなければいいだけ

・病院で働いている人や入院中の患者さんにはニーズがありそう

・マスクに顔写真をプリントしただけで顔認証システムを突破できるとは思えないけど

・パンデミックを利用した金儲け

・パスワードでいいじゃん

・Face ID使ってなくて良かった

・マスクは中国製じゃないわよね

・賢いね


サービス開始の通知が欲しい方は下記リンクの「Get notified when we launch.」の下にメールアドレスを入れて、「Send」をクリックしてください。


Face ID compatible respirator masks.

https://faceidmasks.com/[リンク]


※画像とソース:

https://twitter.com/djbaskin/status/1228798382598000640 [リンク]

https://faceidmasks.com/


(執筆者: 6PAC)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 顔認証のためにいちいちマスク外さなくても大丈夫 マスクにあなたの顔をプリントします