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再現ドラマの女王と呼ばれる女優・芳野友美が10月17日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に出演し、彼女ならではの心境の変化を語った。
「奇跡体験!アンビリーバボー」や「行列のできる法律相談所」など、再現ドラマに300本以上出演し、再現ドラマの女王とまで言われる芳野友美。
以前、「マツコの知らない世界」(TBS系)にも出演し知名度が上がったが、再現ドラマは無名性を象徴するものなので、今度は再現ドラマの仕事が減ってしまい、俳優業の他に39歳の今でもアルバイトをして生計を立てているという芳野。築40年ほどの天井に穴が空きそうなボロボロの部屋に住んでいる自宅映像も公開された。
そんな芳野は、再現ドラマをやりすぎて、「結婚に興味がなくなくなりました」と語る。再現ドラマは日常の問題を取り扱うため、離婚劇も多い。27歳から再現ドラマに出演する芳野は、歳とともにその波乱の人生を歩んでいるという。
あくまで再現ドラマの話だが、「結婚する前(くらいの年齢)は上司との不倫から始まって、上司にもてあそばれて本妻とかち合ってケンカになる。不倫しまくった後にやっと結婚相手を見つけてお母さんとお父さんにご挨拶に行って、そこからの姑いびりが始まり、お義母さんの歯ブラシで便器洗うとか、そういう仕返しをして。それで旦那さんは助けてくれなくて不信感を抱いているくらいになったら、今度は子どもができて、ちゃんとした家族ができる。ちょっと幸せな時期があるんだけど、旦那さんはそこから浮気を始めて、そこから徐々に深刻化していって、旦那が帰ってこないで私(妻)も浮気して『セカンドパートナーよ』とか言い出して、それで2人の関係が冷え切って家の中で隣にいるのにLINEで会話」と提供された実話を元に演じてきた恋愛の疑似体験談を語る芳野。
この濃厚過ぎる疑似体験談に「再現の定番ですね!」と番組レギュラーの山里亮太もコメント。
「それで、結局は『もう離婚だ!』と言って、慰謝料をガッポリもらう、という人生をずっと歩んできているから。(再現ドラマで)もう何回も離婚歴がすごいんですよ(笑)」と結婚に興味がなくなった理由を述べた。
「再現ドラマで散々苦しいことを経験しているから、人に対して癒やしを求めることがなくなっちゃって」と語る芳野の癒やしは、休日に競馬場に行き、レース中の馬ではなく、レース前のパドックやウォーミングアップで走る返し馬をメインとして観ること。馬の良い状態がわかるわけではなく、「ただ単に馬を見たいだけ。動物園みたいな感覚なのかな(笑)」という芳野は、レースに関係なく伸び伸びと走る馬の姿を見て、「感動しちゃうね。カッコいいし、美しいし、(レース前の)頑張っていない優雅に走る馬がすごい好きで、泣いちゃうんですよ、私」と大号泣。
このVTRをスタジオで見たマツコ・デラックスは「大変だ、病んでるわね。相当闇が深いわね」と驚愕。出演者たちに心配されるも「言うほど病んでないですよ」と芳野が返すと、山里が「これだけの(アウトな)メンツが全員一斉に心配するって初なのよ」とツッコミを入れた。
※画像は芳野友美Instagramより。
https://www.instagram.com/yumi_yoshino_1980/