『キングスマン』シリーズのタロン・エガ-トン主演、ノンクレジットながら昨年の大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーが夢のタッグ! 音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン”エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテイメント超大作映画『ロケットマン』が大ヒット上映中です。


本作ではエルトン・ジョンの膨大な量の名曲の中から劇中では全22曲にも及ぶ名曲の数々が登場しますが、今回は、エルトン本人を演じたタロン・エガートンと、作詞担当で長年の親友のバーニー・トーピン役ジェイミー・ベル、そしてエルトンのマネージャーで恋人のジョン・リード役のリチャード・マッデンが選ぶ、お気に入りの曲と思い出エピソードをまとめてみました!



まず、エルトン本人を演じたタロンは「彼の曲がヒットしたのは、必ずしも時代のせいではないと僕は思う。彼を有名にした70年代の曲の数々には、圧倒されたよ。『TAKE ME TO THE PILOT/パイロットにつれていって』、『BORDER SONG/人生の壁』、『AMORENA/過ぎし日のアモリーナ』、『HERCULES/ハーキュリーズ(ヘラクレス)』とか」と劇中にも登場した4曲をチョイス! 


さらには、イギリスの王立演劇学校のオーディンションを受けた際に『YOUR SONG/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』を披露したというエピソードも。タロンはエルトンの楽曲との出会いについて「僕が初めてエルトン・ジョンという人を知ったのは、5歳の時だと思う。5歳か6歳の時に『ライオンキング』を見たんだ。12歳の時に『The Greatest Hits』というアルバムがリリースされて、僕と義父は一緒に聴いた。以後、義父は僕にとって人生でとても大事な人になった。そして17歳の時にドラマスクールのオーディションでエルトンの歌を歌ったが、受からなかった(笑)そんなふうに、彼はずっと僕の人生にいたんだよ」と振り返っており、まさに彼がエルトン・ジョンを演じるのは運命的だったようにも思えてくるはず。



そして、一方のジェイミーは「彼の音楽はすごい。本作の製作にあたってB面も含めて過去の曲を深く掘り下げてみたんだ。本当に才能がある。ジャンルを網羅してるんだ。僕はブルース調の曲が特に好きだね。本当にすごいよ。どうやったらロンドン郊外であんな人が育つんだ?尋常じゃないほど音楽に熱中してる」とその才能を称賛しながら、エルトンのバラエティ豊かな楽曲陣のなかで『I GUESS THAT’S WHY THEY CALL IT THE BLUES/ブルースはお好き?』に代表されるような、ブルース調の曲をチョイス!そして、「子供の頃にTV番組で『クロコダイル・ロック』の演奏を観たのが最初だ。面白い音楽家だなと思った」と初めてエルトンに触れた時の思い出を振り返っています。



最後に恋人ジョン役のリチャードは「「BENNIE AND THE JETS/ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)」に「TINY DANCER/可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」、「YOUR SONG/ユア・ソング (僕の歌は君の歌)」、「DON’T LET THE SUN GO DOWN/僕の瞳に小さな太陽」。全部ヒット作だよね。ここ1年聞きまくっているし、子供の頃からずっと聞いている」と劇中に登場する4曲をチョイスし、幼いころからエルトンが身近な存在であったことを明かしています。



タロンが「この映画がきっかけになって、若い人が、聴いたことがなかったエルトンの曲も聴いてくれるようになるといいなと思っている。」と語るように、エルトンの楽曲を鑑賞前に予習、鑑賞後に復習をすれば本作を十二分に楽しめること間違いなし!


【関連記事】映画『ロケットマン』デクスター監督インタビュー「エルトン・ジョンを演じるという事はガラスの無い高層ビルに立っている様なもの」

https://getnews.jp/archives/2196160


(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『ロケットマン』豪華出演が選ぶエルトン・ジョンのお気に入り曲は? 思い出エピソードも