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今、世界中でミツバチの謎の失踪・大量死が報告されています。アメリカでは昨冬、養蜂家の蜂の巣の38%が失われたという研究もあるほどです。ネオニコチノイド系の農薬が原因だとも言われていますが、詳しいことは分かっていません。
ミツバチの大量死はオランダでも深刻な問題になっており、国内にいる358種類の蜂のうち56%以上が絶滅危惧種になっているのだとか。そんなミツバチを救うために、オランダのユトレヒトではミツバチと環境に優しい取り組みが始まりました。
この投稿をInstagramで見る Hans Dinkelbergさん(@uitdragerij)がシェアした投稿 –2019年 6月月12日午前4時55分PDT
こちらのユトレヒト市街のバス停の屋根をご覧ください。緑に覆われて小さなお花畑のようになっているのがお分かりいただけると思います。市内316のバス停の屋根に設けられたこの小さなお花畑は、ミツバチやマルハナバチなど都市の生物多様性を支援し、空気中の細かい塵を捕らえ、雨水を蓄え都市を冷却する役割が期待されています。
ユトレヒト自治体はまた、20平方メートル以上の屋根のある住宅に補助金を出して同様の緑化を推奨し、2019年末までに市内を走る125台バスのうち55台を電気バスに置き換える計画を進めています。バスの電力は風力発電によって供給され、2028年までに“完全にクリーン”な公共交通機関とすることを目指しているそうです。
画像とソース引用:「unilad.co.uk」「Instagram」「pixabay.com」より
https://www.unilad.co.uk/animals/holland-turns-hundreds-of-bus-stops-into-bee-stops-as-gift-to-honeybees/[リンク]
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