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5月27日、『WFLE × バーチャルキャスト VTuber領域における戦略的事業連携に関するバーチャル記者発表会』が行われました。この発表会では、スマホで簡単にVTuber視聴・配信ができるサービス『REALITY』と、バーチャルキャラクターになって配信ができる『バーチャルキャスト』との事業提携が発表されました。
登壇者はDJ RIO(Wright Flyer Live Entertainment 代表取締役社長:荒木英士さん)、松井健太郎さん(バーチャルキャスト 代表取締役社長)、みゅみゅ(バーチャルキャスト CVO:山口直樹さん)の3名で、司会進行はREALITY公式VTuberのいそら真実さんが務め、記者も含めて全員が『バーチャルキャスト』を利用してバーチャル空間の中で行われました。
今回発表されたのは『REALITY』と『バーチャルキャスト』のサービス連携について。スマホから気軽にVTuberの視聴・配信ができる『REALITY』と、ヘッドマウントディスプレイを使って自分の動きをや視点をアバターと同化できる『バーチャルキャスト』。特性の異なる2つのサービスが、お互いに持つ特徴やメリットを提供し合うことにより、さらなるVTuber配信活動の発展を狙っています。
『バーチャルキャスト』から『REALITY』への3Dキャラクターの出演が可能になりました。これまでは専用のスタジオやスマホから『REALITY』へ配信していたのですが、『バーチャルキャスト』も選択肢に加わるようになりました。『バーチャルキャスト』では、『ニコニ立体』や『THE SEED ONLINE』にアップロードされたVRM形式の3Dアバターを利用して配信することができるので、この連携によってオリジナルのVRM形式のアバターを利用した『REALITY』配信が可能になりました。
視聴者が配信者に贈って番組を盛り上げることができるギフト機能。これまでの『REALITY』配信では配信者がギフトに触ることはできなかったのですが、『バーチャルキャスト』で配信することにより『ニコニコ生放送』のコメントやギフト同様、『REALITY』で贈られたギフトも触ることが可能になります。『バーチャルキャスト』の機能である、3Dオブジェクトに触ったり、持ったり、拡大縮小できたり、投げたりすることができるという特徴を『REALITY』で活用できるようになりました。
上記は『バーチャルキャスト』を通して『REALITY』で可能になったことでしたが、今度は逆に『REALITY』から『バーチャルキャスト』に輸入してきた技術について。『REALITY』内で実施されていた、アバターにサングラスやツノといったアクセサリーを装備することができる装着ギフトの技術が『バーチャルキャスト』にも導入されることになりました。今回行われたデモンストレーションでも、『バーチャルキャスト』内でアイテムの着脱する様子が実現されていました。こちらはVCIアイテムの形で近日公開予定とのことです。
お互いの特徴やメリットを共有し合う形となり、今後のVTuber配信の幅が広がっていくことを感じさせる事業提携であると言えるでしょう。
また、サービス連携記念企画として『REALITY企画王 決定戦』を開催することも発表されました。こちらは、『REALITY』内の公式番組枠を獲得するため、VTuber自らに番組プロデューサーとして企画を持ち込み、プレゼンしてもらうという企画コンペ番組となります。番組配信に関するスタジオや機材、技術スタッフなどはWFLEがサポートしていくとのこと。『バーチャルキャスト』を利用したことがあるVTuberなら誰でも参加可能なので、興味がある方は参加してみては。詳細は『REALITY』企画特設サイトまで。
■募集要項
・募集条件
バーチャルキャストの使用実績がありVTuberとして活動をしている方であれば誰でも参加可能
・募集期間
5月27日(月)22:00〜
・エントリー方法
URL:https://forms.gle/HK4PJj7ZfZUbfnpaA[リンク]
・ご応募いただいた方
エントリーいただいた番組アイデアを事務局にて選考します。選考の結果、番組にご出演いただきたいVTuberの方へはご登録いただいたメールアドレスへご連絡します。番組にご出演いただくVTuberの方は、プレゼンテーション用に番組企画案を作成していただき、事前にご提出いただきます。
REALITY
https://le.wrightflyer.net/reality/[リンク]
バーチャルキャスト
https://virtualcast.jp/