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「パンふっくら、レタスシャキッ! 肉汁ジュワ~」なハンバーガーのCMにつられて買ってみたら、CMとは似ても似つかぬ「ペッタンコ、シナシナ、ボソボソ」な現物が出てきてガッカリ、なんて経験は誰でもあるのではないだろうか。
見栄えが良くて美味しそうな食品CM映像中の商品と現物との間にある、ありえないほどの格差はどうやって生まれているのか? 実は撮影現場ではこんなトリックが使われているらしい。これはもう、半分、詐欺。
動画:Tricks Advertisers Use To Make Food Look Delicious! DIY Food Photo Hacks and More by Blossom(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=MflT0I7ZPCs[リンク]
パンケーキのCMでは、高さを稼ぐためにパンとパンの間にダンボールを挟み、シロップはパンに染み込みにくいエンジンオイルで代用。本物以上にふっくらツヤテカで美味しそうだけど、食べられないよ!
ハンバーガーの具材は爪楊枝で固定。スポンジを挟んで高さを稼ぎ、肉にはサラダ油を塗ってジューシーなツヤを出す。広告とかデザイン業界で言う“シズル感”ってやつ。「このてりやきのシズル感やべぇ」みたいに使って、マックで隣の席の女子高生にドヤろう。
ビールの不自然に分厚い泡はなんと食器用洗剤の泡だった!? 缶から普通に注いだだけじゃそんな泡立たないだろってCM、あるもんね。余談だけど、ありえないほどゴキュゴキュ鳴る、のどごしスッキリな音(今は使わなくなったけど)とか、注いだ時のシュワーって音をどうやって作っているのかも知りたいところ。
ショートニングとコーンシロップと食紅で作ったアイスクリームなら撮影スタジオのライトの熱でも溶けないぞ。ケーキの上のホイップクリームはシェービングクリームだ! ブツ撮り現場の創意工夫ってすごい。
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(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか