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『リング』シリーズの最新作『貞子』に、動画クリエイターの水溜りボンドが出演することが明らかになった。
清水尋也演じる動画クリエイターが、ある動画を動画配信サイトに投稿したことから貞子の呪いが拡散していく同作。本人役で出演している2人は、他のクリエイターが投稿した動画を再生中、異様なものが映り込んでいるのを発見。貞子の呪いが動画投稿サイトに蔓延している様子を目の当たりにする恐怖を熱演する。
カンタ コメント全文
このような歴史的な作品に参加させていただけたこと大変嬉しく思います。
呪いのビデオで当時子供だった僕は震え上がり、見事に貞子にトラウマを植え付けられました。その貞子が中田監督によって現代に再び現れたときにビデオからネット動画に変化していることに喜びを感じました。やはり馴染み深いものにこそ人は恐怖を感じるし、日本に住んでいたら日本らしい間取りや和室にこそ恐怖を感じるように、貞子も姿を変えていていつの時代も怖い貞子で、本当に素晴らしい作品だなと感じました。
トミー コメント
貞子のような国民的ホラー映画に僕らが出る日が来るなんて思ってもいませんでした。そして自分が出演するタイミングの題材が自分の職業であることもとても嬉しく思います。ネットを使う事の増えた若い世代の子たちに是非この作品を見てほしいです。とても怖いですが、一度観るべき素晴らしい作品だと思います。
中田秀夫監督コメント
水溜りボンドのお二人(カンタさん、トミーさん)の出演シーンは、さすが大人気 YouTuber、カメラを前に快活に、カジュアルに喋るのはお手のもので、たいへんスムーズに行きました。ロケ撮影でしたが、通りがかった塾帰りの中学生たちに、大注目されてましたね。
彼らは、我々が見よう見まねで作った「ストリート系?」動画を見ている設定なのですが、その出来映えを激賞してくださり、「これなら100 万回再生行きますよ!」と。(笑)我々は大喜びでした。映画の中では、彼らの見ているスマホ画面の中に「呪いの動画」のひとコマが…
見ると1週間後に呪い殺されるという「呪いのビデオ」の恐怖を描いた、中田秀夫監督による映画『リング』(98)。ビデオテープを介して呪いが拡散されていくという衝撃的な設定は日本中を震撼させ、長い黒髪に白いワンピースをまとい井戸やテレビから這い出る“貞子”の姿は「日本で最も有名な怨霊」として全世代に知れ渡る存在となった。
それから20年―、時代の変化と共に恐怖の形状を変えながら、常に日本のホラー映画界を牽引してきた『リング』シリーズ最新作『貞子』が、若手実力派女優として躍進著しい池田エライザをヒロインに迎え、中田秀夫監督率いる伝説のオリジナルチームの手で新たに映画化。さらに『リング』『リング 2』(99)に出演した佐藤仁美が、当時と同じ倉橋雅美役で出演し、現在と過去をつなぐ。映画は5月24日に全国公開となる。
発信地・日本
<文・デザート編集部>