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3月22日に行われた、日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2019」のスペシャルステージに、アニメーション映画『二ノ国(夏公開)』の原案・脚本を務めた日野晃博と、“二ノ国” エスタバニア王国の参謀ヨキ役の宮野真守、舞台やTVでも活躍する梶裕貴の豪華声優が登壇した。
映画化に至るまで10年もの歳月をかけた超大作『二ノ国』は、主人公たちの暮らす現実世界、”一ノ国”そして隣合わせにある魔法世界“二ノ国”の 2 つの世界が舞台となる物語。ある事件をキッカケに2つの世界を行き来する主人公たちにつきつけられる、究極の選択を描く作品に仕上がっている。
集まった約1000人の大歓声に迎えられ登壇した日野、宮野、梶の3名は、同作の制作発表後の世間の大きな反応に驚きながらトークを展開。日野は作品の手応えについて「レベルファイブとして初めてゲームとの関連は考えず、メッセージ性があって観た人に何かを感じてもらえる作品<純粋にいい映画を作りたい>という気持ちで取り組んでいます。物語もレベルファイブのテイストとは違っていて企画の段階でも物議があったが非常に攻めている内容で、(青春の)普通の三角関係ではなく、人の命を巡って命を取り合う物語。ジブリテイストの絵、超豪華声優陣、謎がいっぱいのシナリオ、最後のどんでん返しに皆さん驚いて頂けると思います。」と自信を覗かせた。
“二ノ国”ではヨキを演じる宮野真守は、自身の役柄について「ただの優しい人ではなく、一癖も二癖もあるキャラクターで、僕自身もどんな活躍をするか楽しみ」とコメント。また、“二ノ国”でダンパを演じる梶裕貴は「カワイイ見た目のキャラクターで、僕自身どんな声で演じるのか楽しみです。関西弁じゃないですよね!?」と会場を盛り上げた。
初めて明らかとなった2大ドリーム声優が演じるキャラクターに会場からの関心が集まる中、既に脚本を読んだという宮野は「シナリオを読んで、ファンタジーな世界でカワイイ絵なんですけど、ハードで、シリアスで、攻め込んだ内容の超大作で今からわくわくしています。僕自身、この絵の中に参加できる事が嬉しいし、皆さんには期待して待っていてほしいです」と話した。
梶は「元々ゲームのファンで、今もテンションが上がってます!山﨑賢人君ともいつか共演したいねと話していたので『二ノ国』で共演できてよかったです。賢人からはアフレコに立ち会ってほしいと言われていたので支えます!本当に大作映画です。久石さんの音楽も、もう本当に色んな面で楽しみですし、1ファンとしても嬉しい!」と喜んだ。
製作総指揮/原案・脚本:日野晃博
監督:百瀬義行 音楽:久石譲
主演:山﨑賢人
原作:レベルファイブ アニメーション制作:オー・エル・エム
製作:映画「二ノ国」製作委員会 配給:ワーナー・ブラザース映画
発信地・日本
<文・デザート編集部>