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『小説 野性時代』4月号が3月12日に発売。『映画 少年たち』に出演するSixTONESのジェシーと京本大我が、同号の表紙を飾った。
同号には新連載として、「吾妻おもかげ」(梶よう子)、「仮面」(伊岡瞬)、「読み終わらない本」(若松英輔)が登場。また、読み切りとして「日本はなぜ焦土と化したのか」(若松英輔)、「戦形見」(武川佑)、「信義を守る 後篇」(柚月裕子)が掲載された。
○梶よう子「吾妻おもかげ」
江戸に出て十年、吉兵衛はかつての志を失い、吉原に入り浸る日々を送っていた――。
○伊岡瞬「仮面」
パン屋を営む夫と愛のない結婚をした莉菜子は、不倫関係にのめり込んでいたが……。
○若松英輔「読み終わらない本」
私たちはなぜ、本を読むのだろう? テレビやインターネットでは代用できないなにかがあるのだろうか?
○清水潔「日本はなぜ焦土と化したのか」
なぜあの時、アメリカは東京を無差別爆撃したのか。その導火線を辿ると……。
○武川佑「戦形見」
関ヶ原へ向かう徳川秀忠の上田城攻めに参加した寺田与左衛門は、譜代の名門、土井家の御曹司と出会う――。
○柚月裕子「信義を守る 後篇」
佐方が母親殺しの容疑者に覚えた違和感は確信に変わる。事件の背後に潜む真実とは――。
◆おすすめ連載
○真山仁「トリガー」(最終回)
国家規模の陰謀の真相を知った藤田が最後に下した決断とは――。著者初のスパイ小説、堂々の完結!
○本多孝好「dele3」(最終回)
もう一人の親友が明かした、人気者・蕗田唯のもう一つの顔とは――。大好評のシーズン3、いよいよフィナーレ!
○白石一文「松雪先生は空を飛んだ」(第2回)
初めて会ったその日から柴崎悦郎に惹かれた綾音は、妻帯者の彼との逢瀬を重ねてしまう――。
発信地・日本
<文・デザート編集部>