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ソーシャル動画分析サービス・kamui tracker及びユーチューブ総合情報メディア「かむなび」を運営する株式会社エビリーが2018年の「YouTuberタイアップ動画起用社数ランキングTOP10」を発表した。
今回発表されたランキングは、kamui trackerで独自に集計したデータを用い、2018年に最もタイアップ動画の本数が多かったユーチューブチャンネルをランキングにしたもの。なお、同一企業の依頼で複数の動画を投稿している場合も1社とカウントしている。
1位に輝いたのは、主婦からの人気を集めている女性ユーチューバー・ほしのこ。ほしのこはダイエットや料理、ヘアアレンジなど幅広いジャンルの動画をあげている。(2019年3月8日現在のチャンネル登録者数は25万人)
昨年の案件王ランキングと比較してみると上位10名の顔ぶれはだいぶ変わっており、半数以上が昨年はランクインしていないユーチューバーだ。
今回ランクインしたユーチューバーが担当した案件で多かったジャンルは、美容、アプリ・Webサービス、ゲームの3つ。
特に美容ジャンルの案件数の増加が顕著で、上位10位のうち半数以上が美容系の動画をメインに投稿しているユーチューバーとなっている。
美容系のタイアップ動画起用社数1位は「*॰ ̮̈ちゃるちゃんねる」を運用する女性ユーチューバー・あけちゃる。(2019年3月8日現在のチャンネル登録者数は10万人)
数多くの美容系ユーチューバーの中でもあけちゃるが多くの案件数を獲得できた理由としては、女性ファッション誌『CUTiE』の元モデルということがあげられる。
さらに「ハーフ顔メイク」「韓国人風メイク」「スポーティー女子メイク」など幅広いタイプの女性に向けて動画をアップしており、企業側にとってはコラボしやすい要因になったのではないかと推測できる。
アプリ・Webサービスは昨年に引き続き非常にタイアップ動画起用社数が多く、その中で1位に輝いたのはほしのこ。主婦としての顔があるため、ファミリー層に向けてPRをしたいアプリ・Webサービス系の企業にとっては相性が良かったと考えられる。
また、ゲーム系のタイアップ動画起用社数1位はぎこちゃん。(2019年3月8日現在のチャンネル登録者数は75万人)
1つのゲームカテゴリに縛られず、FPSからパズルゲームなど、多様なカテゴリのゲームを取り扱っていることが、多くの企業から案件を依頼された理由として考えられる。
発信地・日本
<文・デザート編集部>