『マツコの知らない世界』“那須への移住”魅力語る回が炎上したワケ
8月22日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)がネット上で炎上している。
この日、番組では「那須の世界」を放送。プレゼンターとして登場したのは、移住歴34年の鈴木和也さん(62)と、移住歴3年の近藤あゆさん(38)。
近藤さんはかつてLDHに務め、「週8」でクラブ通いするような生活を送っていたが、東京での生活に疲れ、35歳で那須へ移住。現在は、自称・那須観光大使を名乗り、那須ライターとして活動しているという。
問題となっているのは、この近藤さんの言動。まずはプレゼンターから那須の「あまり知られていない事実」として、「実は那須の住民半数以上が移住者」だということが明かされ、「だからこそ優しさに溢れています!」と紹介された。しかし、MCのマツコ・デラックス(50)は「でも(トラブルは)ゼロではないでしょ?」と指摘。
これを受け、近藤さんが紹介したのが、自身が遭遇したゴミ捨てトラブルのエピソード。近藤さんによると、近所の人から「移住者は捨ててはいけない」と注意されたことがあったという。
マツコも「移住者は捨ててはいけない!?」と驚愕していたが、近藤さんは「組合とかに入らないと……」と発言。これを聞いたマツコは「ああ、自治会費とか払わないと、うん」と納得していたが、近藤さんは「でも実際ゴミを捨てられないと大変だったりするんですけど、移住したばっかりだったんで……」と釈明していた。
結局その後、「移住してきてくれた人がいるのにゴミも捨てられないなんてけしからん」と移住仲間が怒ってくれたとのこと。一方、マツコは「だから完全な田舎ではないのよね。いわゆる山村みたいなところにポツンと移住するわけではないんだよね」と、自治会などがある場所に移住していることをやんわり指摘していた。
近藤さんのこのエピソードにネット上からは、「タダで捨てられるのが当たり前なのか?普通自治会費とか払うもんじゃないの?」「そら会費払わなけりゃゴミ捨てしちゃダメでしょ」「自治会費払わないなら、ゴミ捨てたらダメじゃない?」という指摘の声が集まっていた。
多くの場所でゴミ捨て場は自治会が管理しているため、自治会費を払わなければその場には捨てられず、自分で自治体と交渉しなければならないところも多い。ゴミ捨てトラブルを移住トラブルとして語った近藤さんに多くの人が疑問を抱き、炎上状態となっていた。