中居正広 、『金スマ』振付師・夏まゆみさんの逸話に驚き「星飛雄馬みたい」
8月18日の放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は、今月6日に亡くなった振付師・夏まゆみさん(享年61)を特集。これまでに、モーニング娘。やAKB48など数多くのグループの振付けを手掛けてきており、スタジオには元モーニング娘。の保田圭(42)と藤本美貴(38)、元AKB48の高橋みなみ(32)がゲスト出演した。
保田が「つんく♂(54)さんがモーニング娘。の“生みの親”なら、夏先生は“育ての親”」と語るほど、ずっとモーニング娘。に携わっていたという夏さん。厳しくも、愛ある指導でメンバーに寄り添っていたそうで、常にメンバーをライバルとして意識していたモーニング娘。には「ムカついている相手には、ありがとうと思いなさい」と声をかけていたという。
また、結成当初のモーニング娘。は、ダンスに関してはまったくの素人だったが「できないは禁止」と指導しており、実際に保田も「なぜやってみてから言わない?実際やってみて、できなかったら考えるから、『できない』の言葉の前に動きなさい」と言われたことがあるそうだ。
一方、元AKBの高橋は7時間サビの振付けを練習していた当時を振り返り、夏さんが「私が踊るから見てなさい」と言ったことがあったと切り出すと「履いていた厚底のスニーカーを脱いで、ズボンを上げて、足首に巻いてる重りを外したんです」と回顧。高橋は「(両足に)2キロ、2キロで重りを着けてて。それを取って……」「(それを見て)みんな文句言えなくなっちゃった」と明かしていた。
この話に、MCの中居正広(51)は、スポ根漫画の元祖と言うべき漫画『巨人の星』の主人公の名前を出し「星飛雄馬の世界」「(大リーグボール)養成ギプスみたいなの着けてやってたんだよ~って」と驚き。
また、夏さんの振付けは歌詞と連動しているのが特徴だったため、1番と2番で振付けが変わることも多かったという。これに中居が「でも変えてほしくないよね?」と言うと、藤本は「でも振付けで歌詞が入ってくる」と返し、「振りが出てくれば歌詞も自然と出てきます」(保田)、「(振付けで)歌詞を覚えてました」(高橋)と賛同。これには中居も「踊りを覚えてるから、歌詞が出てくるの?あぁ、そう!」と感心していたのだった。
この放送にネット上からは「足に重りを着けてた!!星飛雄馬だって、すぐ野球に結びつく中居くん」「体に重りを着ける、ドラゴンボールの修行みたいなことやってる夏先生・笑」「」との声があがっていた。