4月25日放送のドキュメントバラエティ番組『それって!?実際どうなの課』(中京テレビ・日本テレビ系)のゴールデン2時間SPに、お笑いコンビ・Wエンジンのチャンカワイ(42)が出演。「8時間以内ならご当地グルメをどれだけ食べても太らないのか?」という検証を行ったものの、その企画内容にネット上には戸惑いの声が集まっている。

 この検証は、「24時間のうち、8時間以内ならどれだけ食べても太らない」という説を検証したもの。竹内内科小児科医院の院長・五藤良将医師によると、「24時間のうち8時間は食べてもいいけれども、残りの16時間以内だったら水だけで食事をしてはいけないダイエット」とのこと。五藤医師は、8時間どれだけハイカロリーなものを食べたとしても「痩せていくんじゃないか」と予想していた。

 そこで、番組ではチャンカワイが3日間をかけ、北海道・大阪・福岡で8時間の食い倒れ企画を行うことに。開始当初の体重は「93.2キロ」で、まず北海道でいくら丼、味噌ラーメン、豚丼、ザンギ、銘菓、ホッキカレーなどを8時間かけて食べた。

 次の日、体重を計るとなんと「92.7キロ」でマイナス0.5キロという結果に。検証成功かと思いきや、次の大阪でお好み焼きやタコ焼きなどの粉ものを中心に再び8時間ドカ食いすると、3日目には「93.4キロ」で、前日より0.7キロ、スタート時より0.2キロ増えるという結果に。

 さらに福岡では、漫才コンビ・博多華丸・大吉の大吉(52)とともに、華丸(53)おすすめの刺身や豚骨ラーメン、もつ鍋などを食べることに。4日目に体重を測ったところ、「94キロ」。前日より0.6キロ、合計で0.8キロ太るという結果になってしまった。

 この結果に五藤医師はVTRで「相当食べておられましたので」などと説明していた、ネット上からは、「そりゃ増えるわな」「そりゃカロリーとりすぎだもん」「理由は食べ過ぎでは???」といった呆れ声が集まっていた。

「結局、チャンが3日間で食べた総重量は約9キロ、約1万8000キロカロリー。食べた量から見ればあまり太ってはいない方とはいえますが、摂取したカロリーが反映されるのは数日後からの体重という見方もありました。いずれにせよ、結果が分かり切っているこの企画をゴールデンで放送したことに対する疑問の声が集まっているようです」(芸能ライター)

 “食べ過ぎると太る”という、ただ当たり前の結果を放送しただけとなっていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『実際どうなの課』でたらめダイエット法紹介で視聴者困惑のワケ