福井県池田町が発表した“田舎暮らしの7か条”に「この町だけは避けたい」の声
『スッキリ』(日本テレビ系)で13日、福井県池田町が“町に移住する人たち”に向けてサイト上で公表した「池田暮らしの七か条」を取り上げたが物議を醸している。
この移住者へ向けた「池田暮らしの七か条」には、「草刈り機は必需品です」「都会風を吹かさないよう心掛けてください」「プライバシーが無いと感じるお節介があること、また多くの人々の注目と品定めがなされていることを自覚してください」など、生活や人間関係についての内容が7項目にわたってつづられており、これが波紋を呼んでいる。
ほかにも「池田暮らしの七か条」には、「第1条 集落の一員であること、池田町民の住民であることを自覚してください」「第2条 地域行事の多さとともに、都市にはなかった面倒さの存在を自覚し協力してください」「第3条 集落は小さな共同社会であり、支え合いの多くの習慣があることを理解してください」との文言が。
移住してきた住民に対し「第4条 今までの自己価値観を押し付けないこと。また都会暮らしを地域に押し付けないよう心掛けてください。こあれまでの都市暮らしと違うからといって都会風をふかさないよう心掛けてください」といった注意書きもある。
これにネット上からは「ただでさえこれだから田舎はみたいに思われがちなのに何でこの言葉のチョイスなのか」「都会から田舎に引っ越してきた人へのアドバイスの文面というより、『余所者は来るな』という感じの文面に感じる」「自分の価値観は押し付けちゃいけないのに、田舎の人の価値観は押し付けるのねといった」「こんな条文作っといて移住者に来て欲しいって正気?田舎暮らししたいと思ってもこの町だけは避けたい…都会風吹かすなとか最初からいびる気満々じゃん」と批判の声が集まっていた。