福原遙(24)がヒロインを務める朝のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)が10月3日からスタート。早くもネット上では「これから毎朝楽しみ」「すごく平和な朝がもどってきた」と期待の声が集まっているが、一方で「原因不明の熱にはモヤっとするが、これはちむどんのせい」「ちむどんどんの悪夢から抜け出したけど、発熱の設定で若干ぶり返した」と、前作『ちむどんどん』(同)の設定を引きずる視聴者が続出している。

 同作の舞台は平成。大阪府東大阪に住む小学3年生の主人公・岩倉舞(浅田芭路・9)は、ねじ工場を営む父・浩太(高橋克典・57)、母・めぐみ(永作博美・51)、兄・悠人(海老塚幸穏・13)の4人家族。

 第1話では、原因不明の発熱で始業式からしばらく休んでいた舞が久しぶりに登校。一人だけまだ係が決まっておらず悩んでいると、隣に住む幼なじみの貴司(齋藤絢永・11)の推薦で、久留美(大野さき・9)と飼育係をすることに。舞がうさぎのスミちゃんを可愛がっていることを知っていて、貴司が先生に推薦してくれたのだ。

 そんな中、スミちゃんがうさぎ小屋から脱走。母から「熱が出るから走ったらダメ」と言われていたが、飼育係になった舞は久留美と一緒に走って探すことに。うさぎが無事に見つかり、家に帰ると母が昔住んでいた長崎・五島列島の風景写真のはがきが届いていた。その美しい風景に心奪われる舞だったが、走ったせいか熱が出てしまう……という展開だった。

 オープニングでは、パイロットになった舞(福原)も登場し「爽やかで素敵」「今回の朝ドラはおだやかに見れそう」「期待できる」と、初回としての視聴者受けは抜群。

 ただ、舞が原因不明の発熱に悩まされるという設定は、前作『ちむどんどん』でヒロインの妹・砂川歌子(上白石萌歌・22)が「体が弱く幼い頃から原因不明の熱を出しがち」という設定と激似。しかも、歌子はことあるごとに体調を崩し発熱の原因も不明のままだったことから、SNS上では「原因不明の熱って聞くと『ちむどんどん』を思い出す」といった声が続出している。

「前作の『ちむどんどん』は何から何までまで不評でしたからね。今作の『舞いあがれ』では、歌子のようにならないと分かっていても同じ設定にモヤっとした人が多かったようで『原因不明の熱』がTwitterのトレンド入り。SNS上では『前作のトラウマは大きい』『もはや後遺症』『原因不明の熱、不の遺産すぎでしょww』といった声まであがっていました」(芸能ライター)

 破天荒すぎる登場人物と脚本で視聴者を散々振り回した『ちむどんどん』。負の遺産に負けず『舞いあがれ』は大きく羽ばたいていってくれることを期待したい。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『舞いあがれ』ヒロイン“謎の発熱”で前作の悪夢再び「トラウマは大きい」「もはや後遺症」