9月21日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)を見た視聴者から、「マンネリ」「売れなくなった芸能人の出演番組」と辛辣な声が相次いでいる。

 この日の前半テーマは「ローカルパンの世界」。2000年代前半に『ひとり』『星屑の街』などのヒット曲を連発したボーカルグループ・ゴスペラーズの酒井雄二(48)が案内人として登場した。元々は口下手だという酒井だが、ツアー先で出会ったローカルパンの話をしたときに観客が反応したことで、ローカルパンへの愛着が強まったと語る。「とってもお話上手ですよ。今じゃすっかり饒舌に」と、マツコ・デラックス(48)に突っ込まれるほど、立て板に水の様子で話を展開していた。

 有吉弘行(47)の番組内の発言がきっかけとなって広島で再販された「アポロパン」や富山県の「ヒスイパン」「羊羹パン」など、おいしそうなローカルパンが続々と登場し、ネットユーザーたちは敏感に反応。「やばい、パンめっちゃ食べたくなる」「色んな土地のローカルパン食べてみたい!」といった声とともに、「酒井さんが単体でバラエティって初めて見たかも」「酒井雄二さん声もいいし話し方も上手いし本当好き」など、ファンの声も少なくなかった。

 しかし、一方で「また芸能人?しかも今更ゴスペラーズって……」「なんか『知らない世界』最近テレビで見なくなった芸能人の再生工場になってるよね」「売れない芸能人しか出てこない」といった声も。確かにここ最近、同番組では平原綾香(37)やKREVA(45)、また芸能人ではなくても豊田真奈美(50)や野口みずき(43)といったアスリートなど、有名人の出演が相次いでいた。

「一般人とマツコの絡みがおもしろいと評判の同番組ですからね。芸能人やアスリートが出演することをおもしろくないと感じる人も少なくはないようです」(芸能ライター)

 このまま芸能人同士、なれ合いの商品紹介番組になってしまうのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『マツコの知らない世界』売れない芸能人の再生工場化に辛辣な声