『水ダウ』クロちゃん引っ越し企画の結末に松本人志も戦慄「刑務所以上」
9月1日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん(44)のドッキリ企画のオチに、MCのダウンタウン・松本人志(57)がドン引きする場面があった。
先週から引き続き行われていた「クロちゃん部屋ごと無人島生活」。無人島にクロちゃんのアパートの部屋とまったく同じ小屋を建て、そこに部屋の中身を丸ごと移し、酔っ払ったクロちゃんも意識のないうちに運ぶというもの。また、無人島に散らばった、ドラゴンボールに見立てたボウリング玉をすべて集めれば神龍が願いを叶えてくれるというアドベンチャー企画となっており、完結編となった今回、クロちゃんは玉をすべて集め、結果的に無人島を脱出して帰京に成功した。
しかし、実はこの企画は前段。クロちゃんの住むアパートの取り壊しが決定したということで、運び出された荷物は番組が保管し続け、クロちゃんはお笑いコンビ・FUJIWARAと新居探しロケを敢行。新居が決まったらその場所に荷物を戻すという、クロちゃん引っ越し企画の全貌が明らかになった。
家賃185万円の高額物件や、事故物件、管理人として住むために家賃0円の物件、シェアハウスなど『水曜日のダウンタウン』らしいクセの強い物件も含みいくつか回った結果、クロちゃんが決定したのは家賃29万円の品川区の物件。しかし、引っ越し当日、立ち会ったスタッフは「引っ越し祝いです」と業者を呼び、天井の隅にカメラを取り付け。スタッフは「24時間365日クロちゃんを見ておけるように」と説明し、ナレーションは「企画のたびにカメラを付けたり外したり、隠したりするのは面倒なので」と述べていた。
その後、スタジオでリアルタイムのクロちゃん部屋の映像が流れたり、エンディングでもクロちゃんの部屋と中継が繋がったりなどしていたが、スタジオで松本は、「刑務所以上やで?」とツッコミ。「めちゃくちゃやんか……」と呟いていた。
「カメラはリビングと寝室についているということ。監視されている分、クロちゃんの番組への出演率がより高くなったり、ギャラなどで還元はあると思われますが、さすがにやりすぎと感じた視聴者も多く、ネットからは『これは人権無視では…』『いくらなんでもやりすぎ』『コンプラ的にやばすぎる』という困惑の声も多く集まっています」(芸能ライター)
とはいえ、クロちゃんも口では拒絶していたものの、芸人としては「おいしい」と思っている可能性も。今後、さらにパワーアップしたクロちゃん企画が見られるのだろうか――。