5月18日(火)に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で、MCのマツコ・デラックス(48)が口にした記憶喪失のエピソードが話題を呼んでいる。

 今回のテーマである「汁なし袋麺の世界」には、一年半前に「インスタント袋麺の世界」に登場した大和一朗(52)さんが再登場。前回の登場時に、豊富なインスタント袋麺への知識はさることながら、18歳の時に通学中のバイク事故を起こし、過去数年間分の記憶を失ったというエピソードを披露し、大きな反響が寄せられた。

 記憶をなくした高校生当時、医師から「味と記憶は関係あるから、同じものを食べていれば記憶が戻るかもしれない」と言われ、30年以上インスタント袋麺を食べ続けることで自身の記憶を取り戻そうとしているのだと語る大和さん。現在は、8,000種類以上もの汁なし袋麺を食し、「インスタント袋麺よりも香りが凝縮されている汁なし袋麺こそ究極の香り」と、汁なし袋麺を使って記憶を手繰っているというのだ。

「大和さんの記憶を取り戻すために、汁なし袋麺を紹介しているんじゃないでしょうね!?」とマツコに突っ込まれると、苦笑しつつも「きちんとおいしいものを紹介します」と、多様な汁なし袋麺を紹介した。

「前回の放送をきっかけに記憶喪失経験者から声をかけられるようになり、『記憶喪失あるある』で盛り上がった」という大和さんに突っ込みつつも、マツコは「私の知り合いにも(記憶喪失経験者)が何人かいらっしゃるのよ。劇的じゃないこともある、ちょっとしたきっかけでバーンと飛んじゃって、一部だけ記憶が飛んじゃうのよね」と大和さんを気遣いつつ、自身の周りにも記憶喪失経験者がいることを打ち明けた。

 記憶喪失にまつわるさまざまなエピソードに「マツコの知らない世界、汁なし麺に興味あってつけたのに記憶喪失の話が気になりすぎて麺の話入ってこん」「マツコの知らない世界、たまにメインの物よりその人の人生の方が壮絶で強烈な時あるよな」「マツコの番組出てる人、記憶喪失って実在するんや」と多くの反響が寄せられた。

「記憶喪失をコミカルに扱いつつも、記憶をなくした大和さんを気遣う姿勢も忘れないマツコを称賛する声も多く見られました」(芸能ライター)

 汁なし袋麺と記憶喪失、ふたつの情報が充実した一時間となった。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 マツコ、『知らない世界』記憶喪失者の壮絶エピソードに反響続出