12月8日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で、アスリートに性的な発言を連発したMCのマツコ・デラックス(48)に視聴者から批判の声が上がっている。

 この日のテーマは「エアロビ」。1980年代に大ブームを巻き起こし、今年再び注目を集めているエアロビの奥深さを紹介するべく、業界のレジェンド的存在である野村健一郎(53)さんと伊藤由里子(52)さんが登場した。どうやらマツコは昔からエアロビ鑑賞が好きなようで、数々の大会で優勝している野村さんのことも知っていた様子。しかし、決してエアロビ自体に興味があるわけではないようで「(エアロビを)どういう気持ちで見ていたかは言えないんだけどね」と意味深な一言。

「ダサいと言われがちなエアロビだけど、実はフィギュアスケートの芸術性と体操の超人性も楽しめ、れっきとした競技スポーツとして進化している」と、野村さんと伊藤さんは力説する。進化したエアロビを知ってもらおうと、さまざまなエアロビダンスを紹介するが、マツコは「正直いやらしい目で見ていたわよね」と、どこか的外れの一言。番組全体の構成も「イケメンが多い」「いい脚している」など選手の容姿に触れてばかりで、肝心なエアロビの内容について大きく取り上げることはなかった。

 競技そのものよりもアスリートの顔やスタイルばかり取り上げるマスコミに批判が集まりがちな昨今、この番組構成を時代遅れに感じた視聴者はかなり多かったようで、ネットでは「アスリートを性的な目で見るなってご時世に、エアロビの人脚がいいとか言うマツコ大丈夫か」「なんかマツコ、時代遅れ感がでてきたよね…。今こういう発言が叩かれること知らないのかな」「今日の『知らない世界』、レオタードの女性の股間と胸アップにしすぎ!これ編集した奴、絶対狙ってるだろ」と非難の嵐。

「ひと昔前の少しダサいイメージと違って、どんどん進化しているエアロビに魅了された視聴者ほど、アスリートを性的な目で見るマツコや番組の構成に怒りを覚えたようですね。」(芸能ライター)

 これまでサッカーや野球、アメフトなど、さまざまなアスリートを見てはセクハラとも取れる発言を繰り返してきたマツコ。それもこれまでは許されていたかもしれないが、時代の流れで視聴者の見方は変わるもの。「最近出すぎで飽きた」とも言われていることもあり、そろそろ方向性を見直す時期なのかもしれない。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 マツコ『知らない世界』エアロビ選手へのセクハラ発言に「時代遅れ」と批判殺到