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1952年に創業された、カシー化粧品をご存知でしょうか?「大切な人に美しくあってほしい」という想いから生まれたこのカシー化粧品は、大阪の地で創業され、人の手でひとつひとつ愛を込めて作られた製品で歴史を重ねてきました。
今回訪れたカシー化粧品の工場も大阪・枚方の山中にあり、施設の中は防虫などにも徹底した衛生状態が常に保たれています。あまり工場という場所へは行ったことのない筆者ですが、入ってみると分析室や研究室といった部屋が多くあり、まるでテレビドラマで見るような環境にドキドキ!
さまざまな成分で研究を重ねられている人もいれば、化粧品を作る大きな機械から精密な機械があったり、できあがった化粧品をひとつひとつチェックを行う人、パッケージに詰めていく人など、さまざまな工程があり、多くの人の手がかけられている現場を見て、鳥肌がたつばかり。毎日使っている化粧品もこのようにして作られているのだと思うと、自分の肌の状態がこうして保たれていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
さて今回見学させていただいたのは、カシー化粧品の中でも最高峰のシリーズとして誇られる『リポイン116』。筆者は以前にもこのシリーズのお試しサイズをライン使いしたことがありますが、高い保湿力と美容効果は圧巻で、数日でお肌にもっちりとしたハリ感を感じられることができた、エイジングケアラインです。
この『リポイン116』のシリーズは、医療を応用した『リポソーム』という技術が用いられ、その人工的な細胞膜が肌へのなじみやすさを高めてくれています。
2016年にリニューアルされたというデザインも本当に美しく、見た目にも満たされながら、肌になじませることで女性である喜びさえ感じさせてくれるアイテムでした。
そんな『リポイン116』シリーズの中でも、使うことでよりハリや弾力を実感できるのがクリームです。今回、そのクリームを作る工程も生で見せていただきました!
乳液やクリームといったアイテムは、本来なら混ざり合うことのない水分と油分を混ぜ合わせて作られているのですが、このようにホモミキサーという機械を使って分散させながら、高速で混ぜ合わせていきます。
本来、出荷するクリームを作るときにはもっと大きなホモミキサーが使われるのですが、今回は小さなホモミキサーを使い、水溶性成分や油性成分などを混ぜ合わせていきます。
もちろん混ぜ合わせるだけではなく、冷却したり、脱泡という作業で中に入った空気を抜くことで、最初はやわらかかったクリームが、普段わたしたちが使っているような硬さに仕上がっていきます。
写真で見るだけでも硬くなった様子がわかりますね!
今回は特別に、クリームをパッケージに詰める作業を体験させていただきました。
実際に販売されているものは、もっと清潔の保たれた場所で、きっちりとした温度や分量まで測られ、最高の品質でわたしたちのもとへと届けられます。ですが今回実際に体験させていただいたことで、ひとつひとつの作業が本当に大変で、開発や技術力だけではなく、管理や梱包といったすべての作業に尊敬の思いを抱きました。
「大切な人に美しくあってほしい」というたったひとりの小さな想いが広がり、これだけの素晴らしい設備や技術となって、わたしたちの肌を守ってくれているのだと思うと、なんだか胸が熱くなります。
『リポイン116』シリーズは、カシー化粧品の最高峰ともあって、高級で手の届きにくい印象もありますが、それだけ満足度も大きなシリーズです。パッケージの美しさにもうっとりしてしまうので、ぜひ試してみてくださいね!