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鶏肉には体力増強効果や疲労回復効果があることで知られていますが、手羽先はゼラチン質を多く含んでおり、ハリやツヤのある美肌を維持するのに適した食材と楊貴妃は分かっていたようですね。
燕の巣やスッポン、フカヒレなどの食材には手が届かなくても、鶏の手羽先ならお財布にも優しいので工夫して食べることができます。
手羽先を食べて、楊貴妃のような美肌になりましょう。
手羽肉を愛した楊貴妃が結果です。
コラーゲンを含む食材を摂っても体内のコラーゲンは増えないと言われていますが、確かにコラーゲンを含む食材を食べたからといって、すぐにコラーゲンが増えるわけではありません。
しかし、コラーゲンを含む食材を摂ると、いったん体内で分解されてアミノ酸に変換され、小腸から吸収されて、コラーゲンになります。
コラーゲンを含む食材を摂ると、体内のコラーゲンは増えると思ってよいようです。
コラーゲンは、細胞と細胞の間にある繊維製のたんぱく質ですが、20歳を過ぎると再生能力が弱まってしまい、コラーゲン不足でやがてシワやタルミとなってしまいます。
いつまでもプリプリのお肌を保つには、やはり継続してコラーゲンを含む食材を摂る必要があるようです。
鶏肉はどの部位にもコラーゲンの量が多く、肉の中でも一番安価です。
材料(2人分)
鶏手羽中10本、ショウガ1かけ、片栗粉大さじ2杯、揚げ油適宜。
甘酢しょう油(酢、しょうゆ、砂糖、酒各大さじ1杯)
作り方
1、酢、しょうゆ、砂糖、酒各大さじ1杯を煮て、甘酢醤油漬け用のタレを作ります。
2、鶏手羽中に、片栗粉をまぶします。
3、油を熱して手羽中を揚げ、甘酢じょうゆに漬け、ショウガのせん切りを混ぜ合わせます。
ゴマの主な栄養素はゴマグリナン、ビタミンE、食物繊維、ミネラル、脂質などですが、黒ゴマと白ゴマは微妙に効果が違います。
黒ゴマは老化による足腰の冷えや腰痛、めまい、耳鳴り、白髪の改善に効果があり、白ゴマは肌の乾燥を防ぐ働きや便秘解消効果があります。
ゴマは殻がかたく、消化吸収が悪いため、すりごまや練りゴマにして食べると栄養成分を効率よく摂ることができます。
材料(2人分)
黒ゴマ豆腐1パック、だんご粉適宜、ハチミツ
作り方
黒ゴマ豆腐1パックとだんご粉をボールい入れて、耳たぶくらいの柔らかさにこねて丸めます。
沸騰したお湯の中に入れて浮かんできたら引き上げて冷まします。
きな粉や黒みつなど好みのものをだんごにかけます。
楊貴妃が愛したライチは、血を補って肌や髪に潤いを与えます。
シミを抑える抗酸化作用があるビタミンCや疲労回復効果のあるビタミンB、葉酸、カリウムなどの栄養成分が含まれています。
中国や台湾などからの輸入ものが主流で、中国では種を煎じてうがい薬や咳止めに利用しています。
美容にとって効果的な果物ですが、食べすぎると口の中や口のまわりが荒れることがあります。また、小さな子供には食べさせない方がよいでしょう。
桂花陳酒とは白ワインに金木犀の花を漬け込んで作るリキュールで、甘味が強く、香りが高いお酒です。
血行をよくして気分をリラックスする効果があります。
アルコールの度数は13%~15%くらいで、食前酒としても利用されるほか、ソースやデザートのゼリーなどにも用いられます。
材料(2人分)
粉ゼラチン5g、サイダー200ml、桂花陳酒大さじ1杯。
作り方
粉ゼラチンはお湯50mlで溶かしておきます。
サイダー200mlを加えて混ぜ、冷蔵庫で2~3時間冷やします。
器に取り分けて桂花陳酒をかけます。
*ちなみにクレオパトラが好んで食べたのはモロヘイヤと言い伝えられています。
モロヘイヤにはビタミンやカリウム、カルシウム、鉄など、血液をサラサラにして皮膚のキメを整える効果のあることで知られているミネラルのほかに、お肌をしっとりさせる水溶性ミネラルのムチンが豊富に含まれています。
また、日本の美女小野小町は「麦とろご飯」を好んで食べたそうです。
薬膳と漢方の食材事典(発行元株式会社ナツメ社)によると、山芋を毎日10cmほど食べ続けると美肌効果が期待できると記載してありました。
「美女たちのリサーチ力はすごかった!」ようですね。
絶世の美女たちが好んで食べた美容食を食べたからといって、美しくなるとは約束できませんが、楊貴妃が好んだ鶏の手羽やクレオパトラが好んだモロヘイヤ、小野小町が好んだ山芋などは手に入りやすい庶民的な食材です。
夏バテ防止にもなる食材なので、今年の夏にはしっかり食べて、絶世の美女の仲間入りをしましょう。