そもそも脱毛の痛みは「ゴムで弾く程度」




まず初めに脱毛の痛みがどの程度かというと、よく使われる表現としては「輪ゴムで弾く程度」というもの。

痛みの度合いや、一瞬で痛みを感じて引くという感覚は確かに輪ゴムで弾かれるという表現が近いと言えます。



ただ、そもそもレーザー脱毛や光脱毛で感じる痛みは部位によっても違いがあり、部位であれば脇は痛みが少なく、VIO(男性であれば髭も)は痛みを強く感じやすくなります。

これは、毛根が深い部分にあるかどうかや、そもそも痛みを感じる神経の働きが強い箇所かどうかなどの差によるものです。



また、肌質や体質によっても痛みの度合いは異なり、例えば軽い日焼けなどで肌の色が黒めの場合は肌がエネルギーを吸収しやすいため、広い範囲をはたかれたような痛みを感じる場合などがあります。




出力が上がれば痛みも強くなる




基本的に、脱毛は初回は弱い出力で行い、毛が抜けるにしたがって段々強い出力を利用するようになります。

これは残っている毛の種類が変化するためで、最初は太い毛が多いので弱い出力で十分効果を感じられる(強い出力で出来ない)のですが、太い毛が無くなって細い毛に対してアプローチをする必要が出てくると、出力を上げなければ十分に効果を発揮できなくなるからです。

出力を上げれば肌へのダメージもその分上がりやすくなるため、痛みも強くなります。

脱毛を始めた頃は痛くなくても、出力を上げていくにしたがって痛みを感じるようになり、途中から麻酔などの利用を始める人も多くいます。




痛みを和らげる方法と、間違えた痛み軽減方法





脱毛の痛みを軽減しやすいのは麻酔クリームの利用




医療脱毛による痛みを最も軽減できる方法は、麻酔クリームの利用です。麻酔は医療行為であるため、エステ脱毛では利用する事が出来ません。



麻酔クリームは肌に塗って浸透させる事によって肌にある神経を麻痺させて痛みを感じにくくするもので、ちゃんと効けば肌に触れても触った感覚が無いような状態になります。(脱毛機を押し当てる重さなどは感じます)



痛みの軽減率も最も大きいのですが、完全に無痛にする事は難しく、感覚として痛みが半減するというイメージ。

完全に痛みを消せない理由としては、脱毛の際に痛みを感じるのは肌表面だけではなく、肌の深い部分の神経も刺激を感じとるため、表面の麻酔クリームだけでは痛みを全て無くす事は難しいという事などがあります。



麻酔クリームの難点は時間がかかる事で、クリームを塗ってから麻酔効果が表れるまで20~30分程度の時間が必要になるため、クリニックによっては実施していない所もあります。

また、麻酔クリームを利用する場合は別料金というところも多いので、予算などに合わせて利用を検討しましょう。




笑気ガスによる麻酔の利用




二つ目の方法も同じく麻酔のためクリニック限定ですが、笑気ガスという吸入するタイプの麻酔を利用する方法。

意識を鈍らせ、ボーっと眠くなるような、お酒で酔っ払ったような状態になる事で、痛みを感じにくくする麻酔方法です。色々な治療に利用される麻酔方法であり、歯医者などでも利用されています。

肌の痛みに対する感覚を弱めるわけではないので、痛みそのものはあまり変わらないのですが、頭がぼやけている状態なので痛いと感じにくくなるというものです。

効果の出方は体質によっても変わりますが、笑気ガスによる麻酔効果が高い人の場合は歯医者の治療などでも全く痛みを感じなくなる事もあります。

麻酔クリームと違い短時間で麻酔効果が表れるので、時間をかけたくないという人には向いているといえます。

笑気ガスによる麻酔も別料金というところが多くなっています。




よく冷却しながら脱毛する




脱毛を行う際、よく肌を冷却する事でも痛みを軽減する事が可能です。

これは肌の冷却によって痛みを感じる神経を麻痺させるという効果が一つと、熱によって受けたダメージを冷却で和らげる事で、繰り返し光を照射した時の痛みを軽減しながら行う事ができるというものです。

レーザー機器などによってはそもそも光の照射と冷却がセットで行われるようなものもありますが、そうでない場合は適度に冷却しながら脱毛を行ってくれる医院やサロンを選ぶと良いでしょう。




痛みが少ない脱毛機を利用する




脱毛機によって脱毛の痛みには違いがあり、特に最近では強いエネルギーを一度に照射するのではなく、弱いエネルギーを蓄積させることで毛根にダメージを与える「蓄熱式脱毛」という方法があります。

蓄熱式脱毛であればそもそも強い痛みを感じにくくなるため、脱毛の痛みが嫌だという場合には試してみても良いでしょう。

ただ、従来の脱毛方法と比較して症例も少ないため、脱毛の効果についてはまだ未知数という面があると言えます。

蓄熱式脱毛についてはクリニックだけではなくエステでも導入が増えていますが、エステサロンでの光脱毛はクリニックのレーザー脱毛と異なる事から、別物として認識した方が良いでしょう。




脱毛前に痛み止めを飲んでも痛みは変わらない




治療の痛みを軽減するため、事前に痛み止めを飲んでおくという行為がありますが、これは基本的に効果がありません。

痛み止めは腹痛などの痛みや、治療後の傷痕などで感じる痛みを軽減するためには効果がありますが、脱毛の前に飲んでも施術の痛みを和らげる効果は基本的に無く、胃への負担などとなる可能性が高いのでやめておいた方が良いでしょう。




脱毛の痛みを少なくするためのその他のポイント




以上が施術中の痛みを軽減する方法ですが、脱毛前のケアによっても痛みが発生しにくい肌状態にしていく事ができます。




紫外線対策で日焼けを防ぐ




紫外線などによって肌にメラニンが増えると、照射した光が毛根に届きにくくなるため、効果を出すための出力を上げる必要があり、痛みも強くなります。

日々のケアでしっかりと紫外線対策を行い、肌が白く透明感のある状態に保つ事で、脱毛効果を高めて痛みも少ない施術がうけやすくなります。




保湿ケアで肌を潤った柔らかい状態に保つ




肌が乾燥して硬くなると、外部からの刺激によるダメージも受けやすくなります。

しっかりと保湿ケアを行い、潤った柔らかい肌の状態にしておく事で、痛みやダメージを受けにくい肌にする事が可能です。




脱毛前のシェービングで肌を荒らさないように




脱毛前にはシェービングが必要となりますが、その際に肌を傷つけないよう、正しい方法でシェービングを行う事も大切です。

間違ったシェービングで肌が荒れてしまうと痛みやダメージを受けやすくなりますので、しっかりと時間をとって丁寧に前準備を行いましょう。




痛みの軽減方法を上手く活用して快適な脱毛を




脱毛の難点として良く話題になる「痛み」についてですが、しっかり対応を行えばそこまで辛い状態にならずに脱毛を行う事も充分可能です。

痛みを感じると緊張で肌もこわばってしまうため、痛みをあまり感じずリラックスして施術を受ける事も、脱毛による美肌効果を高めるためには大切なポイント。

毎日のスキンケアや、痛みを軽減する方法を活用して、痛みなくストレスフリーで脱毛を受けられるようにしましょう。


情報提供元: 女美会
記事名:「 麻酔を使えば脱毛の痛みは消える? 痛み止めの種類と効果について